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【対談・田辺騎手②】サプライズゲスト“Xさん”は丸山騎手でした!
2015.1.20
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田辺裕信騎手…以下[田]
丸山元気騎手…以下[丸]
西塚信人調教助手…以下[西]

[西]少し早い気もしますが、今日のスペシャルゲスト“Xさん”に登場していただきましょう。丸山元気騎手です。



[丸]お金は大切ですよ(笑)。

[田]白系の服を着てきますからね。

[丸]ジャージで来てしまいましたよ。

[西][田](笑)

[田]大丈夫だって。ノビーズのファンが多いんだから。

[西]それが、馬主さんとかも読んでいただいているんだよ。

[田]おっ、どうするよ?

[丸]それでこの格好はマズイですよ。

[西]大丈夫ですよ。

[田]大丈夫だよ、その色の勝負服はいないはず。

[3人](爆笑)

[西]話を戻しますが、2014年のコパノリッキーはそんなに負けていないですよね。

[田]負けていないですよね。だから強いと思いますよ。

[西]実は、コパノリッキーとウチのチャーリーブレイヴという馬が戦っているんですよ。

[田]デカ馬ですよね。乗せてもらいました。

[西]あ、そうだったね。ちなみにチャーリーブレイヴが勝っているんですよ(13年ヒヤシンスS)。

[田]そうでしたよね。

[西]ホッコータルマエって、一緒に走ったときにみていて、大きくて良い馬だなぁと思ったんだよね。

[田]ごめんなさい。一緒に走ったときは、俺は馬じゃなくて、幸さんしか見ていませんでした。「いい顔してんなぁ」って。

[西][丸](笑)

[西]フェブラリーSで後ろから来ていて、横に並んだよね。

[田]メンコしかみえていませんでした。

[西]西浦厩舎のメンコですね。

[田]じゃあ、ここからは元気の話でいきましょう。

[丸]俺の話は良いですよぉ。というか、対談だって聞いていませんでした。

[西]えっ、田辺言ってないの?

[田]ていうか、お前6時ってメールしたのに、返事返してこないじゃねぇかよ。

[丸]6時にこことしか書いていないし。

[田]返事が来たら、対談だよって教えようと思ったんだよ。

[丸]また、そんなこと言って。

[西]うはははは。話を戻しますと、一ファンとして聞きたいんですが、今年の田辺さんは重賞レースでも逃げる姿を多くみかけた印象があるんですよ。メイショウナルトもそうですし、サンレイレーザーともそうなんですけど、いままでとは違う印象があるんですよ。

[田]それはなぜか。小西厩舎所属だからですよ。

[西]えっ、どういうこと?

[田]小西厩舎で逃げたのは0ですよ。

[西]あっ、そう。

[田]あれだけ乗っていてですからね。元気は逃げた?

[丸]僕も逃げていません。

[田]そうだよな。去年小西厩舎で逃げたのは慶太(鈴木騎手)のクレバーアポロだけのはず。

[西]それは知らなかった。でも、メイショウナルトにしても元々逃げていたわけではないよね。それを思い切り良く逃げていましたけど、指示があってのことなの?

[田]武田先生はなんて良い人なんだろうと思いましたよ。

[西]どういうこと?

[田]どう乗りますか、って聞いたら、好きに乗って良いよって言われたんですよ。それで逃げました。

[西]あそこまで行ったということは最初から決めていたんでしょ。

[田]ある程度、行くという選択肢は考えていましたよ。

[西]あるテレビでは、某先輩が『田辺君は決めていた』とおっしゃっていましたよ。

[田]決めていたわけではありませんよ。だって、ゲートを出てみないとわからないじゃないですか。コパノリッキーみたく、後ろの扉を蹴っ飛ばしているかもしれないじゃないですか。



[西]そりゃそうだ。

[田]ゲートを出て、行けるときには行こうとは思っていましたよ。大庭君ではないですが、ゲートのなかでは出るように、空気になっていますから。馬が、背中に人が乗っていないような気分にさせるようにね。

[西]ははは。体を軽くしてね。

[田]あと、内で詰まるのね。よく元気は内で詰まって怒られているよな。俺の方が10倍くらい乗っているのに、元気の方が良く詰まっているんだよな(笑)。

[丸]今年も既に怒られましたよ。

[田]何か誘い込まれるように、そういうところに入っていくんだよね。しかも、本当はスペースがあってもそんなに伸びない感じなのに、手応えが良くみえるんだよね。「あっ、開いていれば」と思わせるような抑え方をするんですよ。

[田][西]うはははは。

[丸]いや、手応えあるんですよ。

[田]右回りだったら、右手で手綱をギッチリと引っ張って、左手でネックストラップを持って激しく追うくらいで良いんだよ。

[3人](爆笑)

[西]田辺は小西厩舎の馬で逃げたことないの?

[田]2回くらいあるかな。

[西]怒られた?

[田]怒られたことはないかなぁ。あっ、でも人気薄で逃げて2着だったんですよ。自分でも上手く乗れたと思ってあがってきたら、「2番手だったら勝っていたな」と言われたことがあった。まあ、そう元気が言っていたと書いてください。

[丸]ちょっと待ってくださいよ。そんなこと言ってないじゃないですか。お世話になっているからこそ、何とか結果を出したくて内を突いて詰まってしまうんですよ

[田]逃げるな、内を突くな、って、どう乗ったら良いんですか。

[西]えっ、そんなこと言うの?

[丸]言いませんよ。また、そうやって、僕が言っているみたいに言わないでくださいよ。小西先生が読んでいたら誤解されてしまうじゃないですか。そんなことは絶対に言っておりません。

[田]詰まって負けると、日曜日の競馬が終わってから、「小西厩舎卒業です…」ってメールが来るんですよ。

[3人](爆笑)

[田]大島優子みたいに卒業って、何回あった?(笑)。

[丸]3回くらいありました。

[田]でも、翌週になるとうちのスタッフに呼ばれて厩舎に来ているんだよな。

[丸]また、大仲に行くと先生の前で助手さんたちが面白がって、「おい、元気謝ったのか」と聞いてくるんですよ。

[田]うちの厩舎なのに、元気が大仲にいるときに、先生が気を遣っていたりするんですよ。

[西]マジで(笑)。

[丸]今年は、詰まって負けた後に厩舎に行くと、「あれ、坊主じゃないのか」って言われました。

[田]1回目が坊主で、2回目は元気がジュース出してきたんだよな。そしたらみんなに「これじゃ足りない」って言われてな(笑)。

[西]ははは。

[丸]小西先生とお話をすると緊張します。

[西]あっ、そう。優しいよね。

[丸]僕は緊張します。

[西]じゃあ、元気から見た田辺さんはどういう先輩なの?

[田]しっかりしてるよな。

[丸]ちょろいです。一昨日、騎手の新年会だったんですけど、弾けてました。ムービーも撮ってありますよ。

[西]そういう意味ではなくてさ(笑)。活躍してるわけですよ。



[丸]良い刺激になります。

[田]何を言っているんだよ。有馬記念の日、2つ勝つともの凄い勢いで帰ってたくせに。

[丸]飛行機の時間があったんですよ。

[田]10年に1度の大寒波と言われていたのに、函館に向かって行ったんだろ。

[西]函館、競馬やってないじゃない。どういうこと?

[丸]女性ではありませんし、その翌々日の火曜日は攻め馬に出てますからね。

[田]わかったよ。でも、女性と飲んだろ?

[丸]バーに行ったら女性の方はいらっしゃいましたが、約束していたわけではありませんよ。

[西]どっちが本当なの(笑)。

[丸]先輩の背中をみて、育ってきています。競馬もプライベートも、このように生きていった方が良いんだと、その背中から学んでいます。

[田]俺とは違うなぁ。

[丸]田辺さんも落ち着いたのは28歳とか29歳でしたからね。

[田]初めてお付き合いしたのが嫁さんですからね。

[西]うはははは。

[丸]良くそんなことが言えますよね。ちなみに、僕が初めて飛行機に乗ったのは、以前田辺さんにバラされた盛岡の交流レース前日に博多で食事会に参加した時なんですから。

[西]あ、サラブレで書いてあったね。

[田]あれは、食事会じゃないよ。観光だよ。

[丸]あ、それは失礼しました(笑)。

[西]東京競馬場でレースに騎乗して、夜は博多で食事して、朝一番で盛岡というのは凄いよ。

[丸]とにかく田辺さんの背中を見て育っているんですって。田辺さんはデビュー10年目でブレイクしたましたけど、僕はたまたま2年目が良過ぎたんですよね。そんなに力があったわけじゃないのに、すべてが上手く行き過ぎたというか、デキ過ぎだったんです。

[田]そういうことを言いながら、また小倉に行くんだろ。

[丸]はい、仕事ですから。

[田]◯◯ちゃんに会いに行くんだろ(笑)。

[丸]いえ、仕事です(笑)。

※次回に続く

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