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多頭数の宝塚記念では1番人気馬は勝てない!?

先週(6月18~19日)の穴ぐさ💨は[1.4.6.87](複勝率11.2%)でした。ユニコーンSなど堅い決着が目立ち、穴ぐさ💨は④着が10頭、⑤着が8頭と掲示板の下の方が多くなってしまいました……。

先週のこのコーナーで、函館芝1200mでの穴馬は真ん中から外枠が多いと記したものの、函館スプリントSを12番人気で勝利したソルヴェイグ(8枠16番)を指名しきれず……すみませんでした。同日の8R(芝1200m、500万)で逃げ馬(トロピカルガーデン)が1分8秒1で押し切っていて、先行馬が止まらない高速決着になっていました……。

馬場がどう変化するかを読むことは予想する上でとても重要なわけですが、今週末に宝塚記念が行われる阪神競馬場も特殊な馬場状態になりそうです。今開催は2日目と先週(5&6日目)が道悪となり、天気予報だと今週は土曜日までが降る可能性もあるようです。芝は良馬場発表であってもタフな馬場が想像され、宝塚記念道悪の巧拙がカギになるかもしれませんね。

宝塚記念は上半期を締めくくるG1ですので、今年ここまでの芝G1の結果をおさらいしておきましょう。

【2016年の芝G1】
レース ①~③着 人気
安田記念 ①着ロゴタイプ
②着モーリス
③着フィエロ
8
1
6
穴ぐさ

 
日本ダービー ①着マカヒキ
②着サトノダイヤモンド
③着ディーマジェスティ
3
2
1
 

オークス ①着シンハライト
②着チェッキーノ
③着ビッシュ
1
2
5


 
ヴィクトリアマイル ①着ストレイトガール
②着ミッキークイーン
③着ショウナンパンドラ
7
1
2
 

 
NHKマイルC ①着メジャーエンブレム
②着ロードクエスト
③着レインボーライン
1
2
12


穴ぐさ
天皇賞・春 ①着キタサンブラック
②着カレンミロティック
③着シュヴァルグラン
2
13
3

 
 
皐月賞 ①着ディーマジェスティ
②着マカヒキ
③着サトノダイヤモンド
8
3
1
穴ぐさ

桜花賞 ①着ジュエラー
②着シンハライト
③着アットザシーサイド
3
2
6


穴ぐさ
高松宮記念 ①着ビッグアーサー
②着ミッキーアイル
③着アルビアーノ
1
2
3
 


1~3番人気のいずれかが連対していて、安田記念以外の8レースでは1~3番人気のうちの2頭以上が③着以内に入っています。

「印」は、「メインレースの考え方」で付けた印と穴ぐさ💨で、9レースすべてで「◎」「○」が連対しています。「◎」「○」から穴ぐさ💨に流すワイドを買っていたら、回収率は179%が記録されています。宝塚記念もこの流れに乗って、激走する馬を穴ぐさ💨で仕留めたいものです。

今年の芝G1の流れでは1~3番人気の好走率が高いわけですが、現在開催中の3回阪神の芝では、なかなかの異変が起こっています。3回阪神で芝の特別競走は12レースが行われ、人気別の成績が次のようになっています。

【2016年3回阪神での芝の特別競走】
人気 着別度数
1番人気 [1.3.1.7]
2番人気 [1.2.1.8]
3番人気 [5.0.2.5]
4番人気 [2.3.4.3]
5番人気 [0.1.3.8]
6番人気 [2.1.0.9]
7番人気 [1.2.0.9]
8番人気以下 [0.0.1.58]

連対圏の24頭はすべて1~7番人気で、8番人気以下で馬券に絡んだ馬が1頭だけなんですが、1番人気が[1.3.1.7]、2番人気が[1.2.1.8]とあまり勝てていません。1番人気2番人気も勝利したのは11頭立てで、12頭立て以上の芝の特別競走に限ると1~2番人気は[0.3.2.9]です。宝塚記念は多頭数が予想されるので、上位人気馬はこのデータを覆せるでしょうか。

ちなみに、1986年以降の宝塚記念17頭立て以上となったことは6度あり、その人気別の成績は次の通りです。

【17頭立て以上の宝塚記念(1986年以降)】
人気 着別度数
1番人気 [0.1.0.5]
2番人気 [2.1.0.3]
3番人気 [2.0.1.3]
4番人気 [0.0.3.3]
5番人気 [0.1.0.5]
6番人気 [1.0.1.4]
7番人気 [0.1.1.4]
8番人気 [1.1.0.4]
9番人気以下 [0.1.0.53]

勝ち馬は2~8番人気で、1番人気は[0.1.0.5]です(②着は2010年のブエナビスタ)。03年のシンボリクリスエスや07年のウオッカが馬券圏外に敗れていますが、果たして今年の1番人気はどうなるでしょうか!?

6月25~26日に行われる東京、阪神、函館の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ💨成績は、次の通りです。

6月25~26日
場所
東京 Dコース・2週目
阪神 Bコース・2週目
函館 Aコース・2週目

6月25日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R 日野特別 [0.1.0.8]
東京10R 八ヶ岳特別 [0.1.0.8]
東京11R 夏至S [0.0.1.10]
阪神9R 出石特別 [0.2.0.19]
阪神10R 京橋特別 [0.1.0.7]
阪神11R グリーンS [0.0.2.2]
函館10R 湯川特別 [0.1.3.9]
函館11R 大沼S [0.2.4.17]
函館12R 長万部特別 [0.0.1.12]

6月26日
場所 レース名 穴ぐさ💨
成績
東京9R 稲城特別 [1.0.1.4]
東京10R 清里特別 [0.0.1.10]
東京11R パラダイスS [0.0.1.8]
阪神8R 城崎特別 [0.0.0.12]
阪神9R 皆生特別 [2.1.2.22]
阪神10R 花のみちS [1.0.0.2]
阪神11R 宝塚記念 [0.2.0.24]
阪神12R リボン賞 [0.1.0.8]
函館10R 奥尻特別 [2.0.3.11]
函館11R UHB杯 [2.0.1.13]
函館12R 津軽海峡特別 [0.2.0.12]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
大沼S(OP特別、函館ダート1700m)

大沼Sでの穴ぐさ💨は[0.2.4.17](複勝率26.1%)で、複勝回収率は145%です。

馬券圏内に入った6頭はいずれもダート1700mで勝ち鞍があり、6頭中5頭は函館か札幌のダート1700mで勝利実績がありました。6頭中5頭は前走のダートOPで馬券圏外に敗れていたので、コース実績のある馬は侮らないようにしましょう。

注目レース
グリーンS(1600万、阪神芝外2400m)

グリーンSでの穴ぐさ💨は[0.0.2.2](複勝率50.0%)で、複勝回収率は307%です。

③着に入った穴ぐさ💨は6歳牡馬で、ハンデが54~55kgでした。どちらも芝2400mでの勝ち鞍はありませんでしたが、父か母父がダービー馬だったので、そのような血統馬がいたら注意したいですね。

注目レース
皆生特別(1000万、阪神芝1200m)

皆生特別での穴ぐさ💨は[2.1.2.22](複勝率18.5%)で、複勝回収率は132%です。芝の時に限ると[0.0.2.10](複勝率16.7%)で、複勝回収率は171%です。

芝の時に③着に激走した2頭は馬番1~3番でした。どちらも5歳牡馬で、父か母父がロベルト系なので、荒れ馬場の内枠でも苦にしないようなパワフルさを感じられるタイプが良いでしょう。

注目レース
稲城特別(500万、東京芝2400m)

稲城特別での穴ぐさ💨は[1.0.1.4](複勝率33.3%)で、複勝回収率は128%です。

馬券に絡んだ2頭は3歳牡馬で、前走から斤量が軽くなっていました。2頭は2~4番手に付けて馬券圏内に入っていて、軽斤量の先行型は侮らない方が良さそうです。

注目レース
奥尻特別(500万、函館芝1800m)

奥尻特別での穴ぐさ💨は[2.0.3.11](複勝率31.3%)で、複勝回収率は176%です。

馬券圏内に入った5頭は3~4歳馬で、いずれもひと桁馬番でした。5頭中4頭は馬番1~3番だったので、内枠に入った若い馬に注意しましょう。5頭とも函館&札幌の芝では未勝利だったので、洋芝実績よりも、福島や小倉など他場の小回りコースでの実績を確認しましょう。

注目レース
湯川特別(500万、函館芝2000m)

湯川特別での穴ぐさ💨は[0.1.3.9](複勝率30.8%)で、複勝回収率は126%です。13年、14年、15年と3年連続で穴ぐさ💨が③着に食い込んでいます。

③着以内に入った4頭のうち3頭は前走が左回りでしたが、4頭のうち3頭は右回りで勝ち鞍を挙げていました。いずれも函館か札幌の洋芝では連対歴がありませんでしたが、右回りで実績のある馬で前走が不得意な条件だった馬には注意が必要なようです。

ちなみに…
宝塚記念での穴ぐさ💨は[0.2.0.24]ですが、14年②着カレンミロティック、15年②着デニムアンドルビーと、ここ2年で連対圏に入っています。どちらも【C】評価だったので、【C】でもご注目ください。

過去10年のうち阪神での9年では7番人気以下で③着以内に入った馬が6頭いて、いずれも芝G1G2で勝利実績があり、6頭中4頭は芝G1での連対歴がありました。6頭は4~6歳の父サンデー系で、そのようなタイプに目を光らせましょう。

激走した6頭のうち5頭は馬番1~6番で、内目の枠の馬がよく穴を開けています。その馬体重は、440kg台が1頭、450kg台が3頭、460kg台が2頭で、それほど大きくありません。小柄でも荒れ馬場を苦にしないタイプに注意したいですね。