東京大賞典はアポロケンタッキーが好位押し切りでG1初制覇! アウォーディーは2着!
写真/川井博
12月29日(木)、大井競馬場では第62回東京大賞典(G1、大井ダート2000m、晴・重)が行われ、内田騎手騎乗で5番人気のアポロケンタッキー(牡4、栗・山内)が好位から押し切って優勝。強豪を撃破してのG1初制覇で2016年を締め括った。
レースは3番人気コパノリッキーが逃げる展開で、1番人気アウォーディーはピッタリと2番手に付ける。その後ろにアポロケンタッキー。差がなく4番人気ノンコノユメ、2番人気サウンドトゥルーと上位人気のJRA勢が先行集団を形成する。
4コーナーではアウォーディーが逃げるコパノリッキーに並びかけ、これを追うようにアポロケンタッキー、サウンドトゥルーも進出する。
直線に入ると、コパノリッキー、アウォーディー、アポロケンタッキー、サウンドトゥルーが横並びとなったが、アポロケンタッキーが早々と先頭へ。これに食い下がるアウォーディー、サウンドトゥルー。コパノリッキーは優勝争いから脱落して後退する。
残り1Fを切ってもアウォーディー、サウンドトゥルーが食い下がるが、先頭のアポロケンタッキーも最後まで脚色が衰えず、最後は1馬身半差を付けて先頭でゴールを駆け抜けた。
アウォーディーはチャンピオンズCに続いて2着。サウンドトゥルーはいつもより前で運び、直線での優勝争いに加わったが伸び負けして3着に敗れ、史上4頭目の連覇はならず。
なお、4着ノンコノユメ、5着コパノリッキー、6着モズライジン、7着カゼノコで、JRA勢が1~7着までを占める結果となった。
【アポロケンタッキー・内田騎手の話】
(久々の東京大賞典制覇)大井に戻ってきて、皆さんのあたたかい応援のおかげで勝つことができました。今日は周りが強い馬ばかりでした。初めて乗ったんですが、持久力がある馬だと思っていて、負けても良いと思って4コーナーを回って早めに先頭に立つ競馬をしました。この馬の持久力を活かすことができました。キャンターが力あふれる走りで、特に大井のダートは合うだろうと思いました。このような騎乗機会をいただいて、関係者の方々には感謝しています。アポロケンタッキーは力を付けてこれからもタイトルを取っていくと思うので応援してあげてください。
【全着順】1着アポロケンタッキー(2.05.8)
2着アウォーディー(1馬身1/2)
3着サウンドトゥルー(クビ)
4着ノンコノユメ(4馬身)
5着コパノリッキー(3馬身)
6着モズライジン(3/4)
7着カゼノコ(1馬身)
8着ハッピースプリント(1馬身1/4)
9着サンドプラチナ(大差)
10着スパイア(1馬身)
11着ストゥディウム(クビ)
12着ヴァーゲンザイル(3馬身1/2)
13着コスモカウピリ(3馬身)
14着メジャープレゼンス(大差)
【払戻金】単勝
11 1630円
複勝
11 180円
8 100円
14 110円
枠連複
5-7 1140円
馬連複
8-11 1050円
枠連単
7-5 4490円
馬連単
11-8 4110円
ワイド
8-11 280円
11-14 410円
8-14 130円
3連複
8-11-14 590円
3連単
11-8-14 10780円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。