いざダービーへ! 青葉賞はアドミラブルが圧倒的人気に応えて3連勝!
写真/森鷹史
第24回青葉賞(G2、東京芝2400m、晴・良)はM.デムーロ騎手騎乗で単勝1.5倍の圧倒的人気に推されたアドミラブル(牡3、栗・音無)が差し切った。
直前まで雨が降っていたが、スタートの時には晴れて良馬場のレースとなった。アドミラブルはスタートで控えて最後方から進める形。前は向正面に入るところでタガノアシュラがハナに立ち、2番手にマイネルスフェーンがつけ、淡々としたペースでレースが進んだ。
アドミラブルは3コーナーから徐々に進出し、4コーナーを回るところでは前を射程圏に入れる。ベストアプローチが連れて進出して直線を向いた。
アドミラブルは残り400mを過ぎたところで待ちきれないという感じで先頭へ。アドミラブルが外にヨレ気味になったところでベストアプローチが迫りかけたが、坂を上ってからはその差がジリジリと開いていく。アドミラブルは最後は流す感じで、悠々とゴールに飛び込んだ。
2着はベストアプローチで、ここまでがダービーの優先出走権を獲得。接戦となった3着争いはアドマイヤウイナーがハナ差で先着した。3番人気ポポカテペトルが4着で、2番人気トリコロールブルーは7着に敗れた。
アドミラブルはデビュー2戦目から3連勝で、初の重賞制覇となった。
【アドミラブル・M.デムーロ騎手の話】まだ子供っぽくて、直線でフラフラしたり、スタートもゆっくりで、いろいろありましたが、とても走れる馬です。今回はダービーの練習でしたが、ダービーの頃にはもう少し良くなると思いますので、頑張ります。
【全着順】1着アドミラブル(2.23.6)
2着ベストアプローチ(2馬身1/2)
3着アドマイヤウイナー(1馬身1/4)
4着ポポカテペトル(ハナ)
5着サーレンブラント(1馬身3/4)
6着ダノンキングダム(4馬身)
7着トリコロールブルー(1馬身3/4)
8着イブキ(1馬身1/4)
9着マイネルスフェーン(2馬身)
10着タガノアシュラ(3/4)
11着スズカロング(2馬身1/2)
12着アグネスウイン(3馬身)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。