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天皇賞・春はキタサンブラックが1番人気に応えて優勝! G1・5勝目!

写真/森鷹史

第155回天皇賞・春(G1、京都芝外3200m、晴・良)は、離れた2番手を追走したキタサンブラック(牡5、栗・清水久)が4コーナー手前で先頭に立ち、そのまま押し切って優勝した。キタサンブラックは連覇達成で、G1・5勝目となった。勝ち時計は3分12秒5(良)というレコードタイムだった。

2番人気だったサトノダイヤモンドは先行馬を見る位置を追走し、直線で脚を伸ばしたものの3着まで。キタサンブラックを見る位置で進めていたシュヴァルグランが2着だった。

レースはヤマカツライデンが大逃げを打ち、キタサンブラックは離れた2番手に位置し、アドマイヤデウスやシュヴァルグラン、シャケトラらがそれらに続いた。先行馬を見る位置にサトノダイヤモンド、中団にアルバートやトーセンバジルが追走し、ディーマジェスティやゴールドアクター、レインボーラインらは後方となった。

3~4コーナーでヤマカツライデンと後続との差が縮まり、そのままキタサンブラックが手応え良く先頭に立つ。直後からアドマイヤデウス、シュヴァルグラン、サトノダイヤモンドが追いすがってくるが、キタサンブラックも二枚腰で粘る。キタサンブラックはそのまま抜かさせず、1馬身1/4差を付けてゴールを駆け抜けた。

2着にはシュヴァルグランが上がり、そこからクビ差の3着がサトノダイヤモンド、さらにクビ差の4着がアドマイヤデウスだった。

3番人気だったシャケトラは序盤に行きたがる面を見せて9着、ゴールドアクターは出負けして7着に敗れた。

【キタサンブラック・武豊騎手の話】
少し前の馬を追いかけようとしましたし、道中もペースが落ちなかったので、今日は全馬にとってタフなレースだったと思います。ただ、この馬ならという思いがあり、あまり遅いペースにはしたくなかったので、早めに先頭に立ちました。タフなレースをして、最後はさすがにいっぱいいっぱいになっていました。なんとか頑張ってくれ!という思いで一生懸命に乗っていました。この馬にしか耐えられないペースだったと思います。

ディープインパクトでのレコードは、当時はしばらくは破られないだろうと思っていたんですけれど、大幅に更新しましたね。立派なタイムだと思います。昨年の今頃に比べても、馬ははるかに成長しています。出るレースは勝たなければいけない馬だと思いますし、こういう馬に巡り会えて本当に幸せだなあと感じています。レース後、北島三郎オーナーには「秋のプランを考えなきゃいけないね」とおっしゃっていただいたので、みなさん、楽しみにしてください(笑)。

【全着順】
1着キタサンブラック(3.12.5)
2着シュヴァルグラン(1馬身1/4)
3着サトノダイヤモンド(クビ)
4着アドマイヤデウス(クビ)
5着アルバート(3馬身)
6着ディーマジェスティ(1馬身1/2)
7着ゴールドアクター(3/4)
8着トーセンバジル(クビ)
9着シャケトラ(クビ)
10着ファタモルガーナ(1/2)
11着ワンアンドオンリー(2馬身)
12着レインボーライン(1馬身1/4)
13着タマモベストプレイ(5馬身)
14着スピリッツミノル(1/2)
15着ヤマカツライデン(3馬身)
16着プロレタリアト(1馬身1/4)
17着ラブラドライト(1馬身1/2)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。