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モレイラマジック再び! クイーンエリザベス2世CはネオリアリズムがG1初制覇!
写真/稲葉訓也


4月30日、香港・シャティン競馬場(馬場状態・良)でクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000m)が開催され、日本からの遠征馬ネオリアリズム(牡6、美・堀)が早め先頭から押し切り、G1初制覇を香港の地で飾った。

オーストラリアからの遠征馬ザユナイテッドステイツがハナに立ち、ブレイジングスピードがこれを追走。パキスタンスターが続き、いつもより前の競馬となった。

昨年の覇者ワーザーは先行馬を見る位置につけ、ネオリアリズムはスタート直後は中団からの競馬となった。

序盤はゆったりとしたペースでレースが進んだが、向正面に入ったところでネオリアリズム&モレイラ騎手が動き、残り1000mを通過するあたりで一気に先頭へ。ブレイジングスピード、ワーザーが4コーナーで差を詰めにかかったところで直線を向いた。

直線に入ってもネオリアリズムの脚色は衰えず、ゴール前で外からワーザー、パキスタンスターが伸びてきたが、ネオリアリズムは最後まで交わさせずに押し切った。

2着はパキスタンスター、ワーザーは3着で連覇ならず。4着にブレイジングスピードが入った。

クイーンエリザベス2世Cを日本馬が制したのは02~03年に連覇したエイシンプレストン、12年に制したルーラーシップに続き、これで4勝目。モレイラ騎手は今年のドバイターフをヴィブロス騎乗で制しており、今年に入って日本馬とのコンビでG1・2勝目となった。

JRAを通して発表された関係者のコメントは以下の通り。

堀宣行調教師
「昨年の12月に続いて2回目の香港遠征になりましたが、今回は馬の学習能力にも助けられ、前回より良いコンディションで出走させることができ、良いレースをお見せすることができました。今後については、日本に帰ってから馬の状態を見て、レースを選択していきたいと思います」

J.モレイラ騎手
「先手を取るつもりでいましたが、スタートが良くなかったので、我慢させなくてはなりませんでした。向正面でペースが遅くなったので、外に出して前に行かせました。直線では良い脚を使う自信があり、実際にそのようになりました」

【全着順】
1着ネオリアリズム(2.04.59)
2着パキスタンスター(クビ)
3着ワーザー(1/2)
4着ブレイジングスピード(1馬身1/4)
5着ザユナイテッドステイツ(3馬身1/2)
6着シークレットウェポン(3馬身1/2)
7着ディクトン(6馬身3/4)
8着デザインズオンローム(8馬身1/4)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。※着差は全て1着馬からのものになります。