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女王復権! オークスはソウルスターリングが1番人気に応えて優勝!

写真/森鷹史

第78回オークス(G1、東京芝2400m、晴・良)は、ルメール騎手騎乗で単勝1番人気に推されたソウルスターリング(牝3、美・藤沢和)がG1・2勝目を飾った。

バラッとしたスタートで、レッドコルディスなどが出遅れたが、ソウルスターリングは好スタートから他馬を行かせて好位に収まる。フローレスマジックがハナに立ち、向正面に入るところでヤマカツグレースが2番手につけた。

2番人気のアドマイヤミヤビは後方外目、3番人気リスグラシューは中団馬群の中に控える。モズカッチャンは最内枠から枠なりに中団最内につけた。

勝負所で前を行くフローレスマジックに対し、徐々にソウルスターリングがプレッシャーをかけるように進出。ルメール騎手は追い出しを待つような感じで、フローレスマジックが先頭をキープして直線を向いた。

直線に入ってソウルスターリングは馬場の真ん中に持ち出し、残り400mを過ぎるあたりでルメール騎手がようやく追い出しを開始。内から伸びてきたモズカッチャンと一旦並走の形になったが、残り200mでソウルスターリングがグイッと抜け出すと、徐々に差を拡げてセーフティリードをとってゴールに飛び込んだ。

2着はモズカッチャン、外から差し込んだアドマイヤミヤビが3着。リスグラシューは前との差を詰め切れず5着となった。桜花賞馬レーヌミノルは13着に敗れた。

【ソウルスターリング・ルメール騎手の話】
お母さん(スタセリタ)と一緒にフランスオークスを勝ち、今回はソウルスターリングと日本のオークスを勝ち、すごく嬉しいです。いい枠番で良いポジションを取りたかったのですが、彼女はスタートが速いので楽に良いポジションを取ることができました。そしてすぐにリラックスして、4コーナーで少しスペースがあったのでペースを上げました。直線は長い脚を使ってゴールまで頑張ってくれました。桜花賞は負けたけど、外枠で馬場が初めて悪くなりました。これも競馬です。今回は馬が良くなったと思います。今回は一番強かったです。

【全着順】
1着ソウルスターリング(2.24.1)
2着モズカッチャン(1馬身3/4)
3着アドマイヤミヤビ(2馬身1/2)
4着ディアドラ(アタマ)
5着リスグラシュー(3/4)
6着フローレスマジック(クビ)
7着ブラックオニキス(2馬身1/2)
8着マナローラ(1馬身1/4)
9着ブラックスビーチ(クビ)
10着ミスパンテール(1/2)
11着カリビアンゴールド(1/2)
12着モーヴサファイア(1馬身1/2)
13着レーヌミノル(1馬身1/4)
14着ハローユニコーン(1馬身1/2)
15着レッドコルディス(1/2)
16着ホウオウパフューム(1馬身1/4)
17着ディーパワンサ(1/2)
18着ヤマカツグレース(7馬身)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。