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悲願成就! ダービーはレイデオロが積極策で押し切って優勝!

写真/川井博

第84回ダービー(G1、東京芝2400m、晴・良)は、向正面でポジションを押し上げる積極策に出た2番人気のレイデオロ(牡3、美・藤沢和)が皐月賞5着から巻き返して優勝した。ルメール騎手はヴィクトリアマイル(アドマイヤリード)、オークス(ソウルスターリング)に続いてG1・3連勝で、ダービーは初制覇。藤沢和調教師はオークス(ソウルスターリング)に続くG1・2連勝で、19頭目で悲願のダービートレーナーに輝いた。

レースはマイスタイルが逃げる展開となり、1番人気のアドミラブル、レイデオロは後方から、3番人気のスワーヴリチャードは中団内を進む。1000mを通過したあたりで動いたのはルメール騎手騎乗のレイデオロで、馬群の外を通って2番手まで進出する。これに呼応するようにペルシアンナイト、アドミラブルもポジションを押し上げる。

マイスタイルが先頭のまま直線に入るが、馬場の中央寄りに進路を取ったレイデオロが抜け出しにかかる。これを追うようにペルシアンナイト、外に持ち出したスワーヴリチャードも脚を伸ばす。アドミラブルは大外からスパートを開始する。

残り200m付近で先頭に立ったレイデオロ。脱落したペルシアンナイトに替わって競りかけてきたのはスワーヴリチャード。押し切りを図るレイデオロ、猛追するスワーヴリチャード。2頭の攻防が繰り広げられたが、最後はレイデオロがスワーヴリチャードの追撃を3/4馬身差で振り切って栄光のゴールを駆け抜けた。勝ち時計は2分26秒9。

2着はスワーヴリチャード。アドミラブルは大外から追い上げるも3着まで。2、3、1番人気が馬券圏内を占める堅い決着となった。逃げ粘ったマイスタイルが4着、史上24頭目となる春二冠(皐月賞、ダービー)制覇を目指していたアルアインは5着に敗れた。

【レイデオロ・ルメール騎手の話】
去年は少し負けたけど、今年は自信がありました。フランスでダービーを1回勝ちましたが、別の国でダービージョッキーになったことはすごくうれしいです。普通に乗りたかったけど、スタートが速くなくて、いつも後ろのポジションになります。ペースがとても遅かったので、バックストレッチでポジションを押し上げました。馬がすごく落ち着いていたので問題なかったですし、2番手でリラックスして走れました。(直線は)ファンの声がすごかったです。ラスト100mで勝ったと思ったので、すごく気持ち良かったです。

【全着順】
1着レイデオロ(2.26.9)
2着スワーヴリチャード(3/4)
3着アドミラブル(1馬身1/4)
4着マイスタイル(クビ)
5着アルアイン(ハナ)
6着ダンビュライト(1/2)
7着ペルシアンナイト(1/2)
8着トラスト(3/4)
9着ベストアプローチ(1/2)
10着サトノアーサー(クビ)
11着カデナ(クビ)
12着キョウヘイ(3/4)
13着クリンチャー(2馬身)
14着ダイワキャグニー(ハナ)
15着ウインブライト(1馬身3/4)
16着マイネルスフェーン(1/2)
17着アメリカズカップ(クビ)
18着ジョーストリクトリ(2馬身1/2)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。