ジャパンダートダービーはヒガシウィルウィンが差し切り優勝!
写真/稲葉訓也
12日(水)、第19回ジャパンダートダービー(地方交流Jpn1、大井ダート2000m、晴・良)が行われ、東京ダービー勝ち馬で5番人気だったヒガシウィルウィン(牡3、船橋・佐藤賢)が差し切って優勝した。ジャパンダートダービーで地方競馬所属馬が優勝するのは、2010年のマグニフィカ以来となった。
ヒガシウィルウィンはスタートを決めると先行馬を見る位置に付け、4コーナーで馬群を抜けて直線では馬場の中央に持ち出された。1番人気のサンライズノヴァが伸び切れない中、最内を回ったサンライズソアが脚を伸ばし、外を回ってタガノディグオも差し込み、早めに動いたリゾネーターも粘りを見せたが、ヒガシウィルウィンの伸び脚は止まらず、サンライズソアをクビ差抑えたところがゴールだった。勝ち時計は2分5秒8(良)。
サンライズソアは内ラチ沿いを伸びたものの、わずかに及ばず2着。タガノディグオは道中でややスムーズさを欠き、外を回ってよく追い込んできたが3着までだった。リゾネーターが4着で、逃げたノーブルサターンが5着だった。
【ヒガシウィルウィン・本田正重騎手の話】(道中では)追ってはいましたけれど、手応えはありましたので、前と離されないように気を付けて乗って、馬が最後まで頑張ってくれました。嬉しいの一言です。(騎乗依頼を受けた時は)驚きと喜びがありましたが、もちろんプレッシャーもあって、毎日この日を考えていました。昔から泰斗さん(森泰斗騎手)に可愛がってもらってきて、泰斗さんの分も、という思いが強かったです。ヒガシウィルウィンは、今後、南関東を背負っていく馬になると思いますので、応援をよろしくお願いいたします。
【全着順】1着ヒガシウィルウィン(2.5.8)
2着サンライズソア(クビ)
3着タガノディグオ(1馬身)
4着リゾネーター(クビ)
5着ノーブルサターン(1馬身3/4)
6着サンライズノヴァ(2馬身)
7着ブラウンレガート(2馬身)
8着ローズプリンスダム(3/4)
9着キャプテンキング(6馬身)
10着シゲルコング(クビ)
11着キャッスルクラウン(3馬身)
12着サザンオールスター(クビ)
13着サンタンパ(6馬身)
14着サヴァアルジャン(クビ)
【払戻金】
単勝
4 1020円
複勝
4 250円
8 200円
3 150円
枠連複
3-5 940円
馬連複
4-8 3080円
枠連単
3-5 1770円
馬連単
4-8 7500円
ワイド
4-8 790円
3-4 520円
3-8 460円
3連複
3-4-8 3050円
3連単
4-8-3 28450円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。