函館記念はルミナスウォリアーが重馬場を克服して差し切り、重賞初制覇を飾る!
写真/川井博
第53回函館記念(G3、函館芝2000m、曇・重)は昨年に続いて道悪で行われ、4ヵ月ぶりで臨んだ5番人気のルミナスウォリアー(牡6、美・和田一)が重馬場を克服して差し切りを決め、5回目の挑戦で重賞タイトルを手に入れた。
ヤマカツライデンが引っ張る展開となった中、ルミナスウォリアーは中団外で追走し、3コーナー過ぎにスパートして4コーナーで好位まで進出する。直線で柴山騎手のムチが入るともうひと伸びし、後続に1馬身半差を付けて先頭でゴールを駆け抜けた。勝ち時計は2分1秒2。
大接戦となった2着争いは好位から渋太く伸びた14番人気のタマモベストプレイに軍配が上がり、アタマ差の3着に逃げた7番人気のヤマカツライデンが粘り込み、3連単で91万馬券が飛び出す波乱となった。1番人気のサトノアレスは中団内を進み、直線で外目に持ち出したが差し届かず6着に敗れた。
【ルミナスウォリアー・柴山騎手の話】
函館に直接入厩して、良い状態だったので、調整のほうはすごく楽でした。中団かそれよりも前くらいで競馬をしたいと思っていたんですが、いつもより前に付けられて、理想通りのところで運べました。返し馬の感じで(馬場を)気にしている感じでもなく、中間で状態の良さを感じていたので、何とかこなしてほしいなと思っていました。強かったです。まだ成長してくれていて、すごく良い馬なので、これからも楽しみです。
【全着順】
1着ルミナスウォリアー(2.01.2)
2着タマモベストプレイ(1馬身1/2)
3着ヤマカツライデン(アタマ)
4着アングライフェン(アタマ)
5着ケイティープライド(ハナ)
6着サトノアレス(1馬身)
7着ナリタハリケーン(ハナ)
8着レッドソロモン(1馬身3/4)
9着サクラアンプルール(クビ)
10着ツクバアズマオー(1馬身1/2)
11着マイネルミラノ(クビ)
12着カムフィー(クビ)
13着パリカラノテガミ(1馬身)
14着ダンツプリウス(1/2)
15着ステイインシアトル(4馬身)
16着スーパームーン(1馬身1/4)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。