クラスターCはブルドッグボスが中央勢を撃破し、レコードタイムで重賞初V!
15日(火)、第22回クラスターC(Jpn3、盛岡ダート1200m、小雨・稍重)が行われ、左海誠騎手騎乗で単勝4番人気のブルドッグボス(牡5、浦和・小久保智)が差し切り、重賞初制覇を飾った。
1番人気のサイタスリーレッドが仕掛けて先手を取り、そのまま先行態勢。一昨年、昨年の3着馬ラブバレットも離されずついて行く。ブルドッグボスはやや出負けしたが、ジワリと3番手へ。2番人気ショコラブランは先団から、キクノストーム、タイセイファントムは中団につけた。
勝負所でサイタスリーレッドが後続を離しにかかるが、ラブバレットも食い下がり、この2頭が並走で4コーナーを回る。ブルドッグボスはそれに少し離されて直線を向いた。
直線半ばでラブバレットがサイタスリーレッドを振り切って先頭に立つ。そのままラブバレットが押し切りを図ったが、外から差を詰めてきたブルドッグボスがゴール前で前を交わし、先頭でゴールを駆け抜けた。
2着はラブバレット、サイタスリーレッドは粘り切れず3着。それ以外の中央馬はショコラブランが4着、キクノストームが5着、タイセイファントムが6着となった。
勝ち時計の1分8秒8はレコードタイム。ブルドッグボスは中央所属時の昨年のこのレースで2着に入っており、今年は浦和所属馬としての参戦だった。地方馬によるクラスターC制覇は、2013年ラブミーチャン以来4年ぶりとなった。
【ブルドッグボス・左海誠二騎手の話】速い馬だと聞いていましたが、予想以上に速かったですね。スタートが上手じゃないと聞いていて、普通には出てくれてハナにも行けそうな勢いがついたのですが、外から主張した馬がいたので下げる形になりました。道中も力むことなく、自分のリズムで走っていたのですが、気を抜くところがあると聞いていて、早く抜け出したら遊びそうな感じもしたので、そこだけ直線で注意していました。ジョッキーに対しても素直な馬で、力があって、何も言うことがない馬だと思います。
【全着順】1着ブルドッグボス(R1.08.8)
2着ラブバレット(クビ)
3着サイタスリーレッド(2馬身)
4着ショコラブラン(1/2)
5着キクノストーム(3馬身)
6着タイセイファントム(1/2)
7着イーグルカザン(7馬身)
8着ガッサンプレイ(アタマ)
9着ケイリンボス(3/4)
10着スマートアレンジ(1/2)
11着タイセイメテオ(3馬身)
12着タッチデュール(1馬身)
13着カミノマンボ(2馬身)
14着アダムズアップル(4馬身)
【払戻金】単勝
1 720円
複勝
1 190円
13 150円
9 120円
枠連複
1-8 1210円
馬連複
1-13 1040円
馬連単
1-13 2120円
ワイド
1-13 390円
1-9 330円
9-13 280円
3連複
1-9-13 1160円
3連単
1-13-9 8940円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。