小倉2歳Sはアサクサゲンキが先行押し切りで2連勝、重賞初制覇を飾る!
写真/森鷹史
第37回小倉2歳S(G3、小倉芝1200m、晴・良)は、アサクサゲンキ(牡2、栗・音無)が先行策から押し切り、2連勝で重賞初制覇を果たした。また、武豊騎手はダイアナヘイローで制した北九州記念に続き、小倉芝1200mの重賞で2連勝となった。
アサクサゲンキはフローラルシトラスが逃げる展開の中、2番手に付けた1番人気のモズスーパーフレアを前に見ながら進み、直線で馬場の中央に持ち出す。内のモズスーパーフレアと馬体を離して先頭争いを繰り広げ、最後はアイアンクロー、バーニングペスカが背後から追撃してきたが、これを封じて先頭でゴールを駆け抜けた。
2、3着は中団追走から馬場中央を通って伸びたアイアンクロー、バーニングペスカ。2番人気のヴァイザーは馬群を割って伸びたが4着まで。1番人気のモズスーパーフレアは直線で踏ん張り切れず7着に敗れた。
【アサクサゲンキ・武豊騎手の話】
(初コンビだったが)同じレースで乗っていて、良い馬だと思っていましたし、実際に乗って素質を感じました。スタートも枠順も良くて、良いポジションで運べて、馬の走りも良かったです。先頭に立つのが早いかなと思いましたが、馬が強かったですね。小倉は直線が短いんですけど長く感じました(笑)。最後までしっかりとした脚取りで、押し切ってくれるかなと思いました。まだ気性的にヤンチャなところがありますけど、いい走りをしますし、今後がさらに楽しみです。
【全着順】
1着アサクサゲンキ(1.09.1)
2着アイアンクロー(1馬身1/4)
3着バーニングペスカ(クビ)
4着ヴァイザー(クビ)
5着イイコトズクシ(クビ)
6着ペイシャルアス(ハナ)
7着モズスーパーフレア(ハナ)
8着スーサンドン(1/2)
9着タイセイソニック(3/4)
10着オーロスターキス(クビ)
11着ルリハリ(アタマ)
12着シトリカ(1馬身1/4)
13着ナムラアッパレ(アタマ)
14着テイエムスグレモン(1馬身1/4)
15着ナムラバンザイ(アタマ)
16着ジュンドリーム(3/4)
17着ニシノダンテ(1/2)
18着フローラルシトラス(5馬身)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。