ローズSは8番人気ラビットランが差し切って重賞初制覇!
写真/稲葉訓也
第35回ローズS(G2、阪神芝外1800m、曇・良)はハイペースとなり、後方寄りを追走していたラビットラン(牝3、栗・角居)が大外一気でまとめて差し切り、優勝した。ラビットランは前走の500万勝ちが初芝で、連勝で重賞制覇を果たした。
レースはカワキタエンカが外から先頭に立ち、ハイペースで引っ張った。直線に入ると先行馬を見る位置に付けていたファンディーナが前へと迫り、レーヌミノルやモズカッチャンも脚を伸ばそうとする。ところが、坂を登ってから勢いが落ちてしまった。替わって外から勢い良く伸びてきたのがラビットランで、粘るカワキタエンカも交わし去って先頭でゴールを駆け抜けた。
2着にはカワキタエンカが粘り込み、3着にはラビットランを追いかけるように伸びてきたリスグラシューが入り、4着はミリッサだった。ファンディーナは6着、モズカッチャンは7着、レーヌミノルは9着に敗れた。
【ラビットラン・和田騎手の話】前走で能力が高いことは分かっていたので、人気はありませんでしたが、自信を持って乗りました。距離が心配だったので、位置取りを気にせず流れに乗っていこうと考えていて、最後はまったく止まる気配もなく、突き抜けてくれました。乗り味はこの世代でも屈指と思っていたので、それを証明することができて良かったです。
【全着順】1着ラビットラン(1.45.5)
2着カワキタエンカ(1馬身1/4)
3着リスグラシュー(3/4)
4着ミリッサ(ハナ)
5着メイショウオワラ(クビ)
6着ファンディーナ(1馬身3/4)
7着モズカッチャン(クビ)
8着ブライトムーン(ハナ)
9着レーヌミノル(クビ)
10着ミスパンテール(ハナ)
11着サトノアリシア(クビ)
12着クイーンマンボ(3/4)
13着メイズオブオナー(アタマ)
14着カラクレナイ(クビ)
15着アロンザモナ(3馬身)
16着ブラックスビーチ(アタマ)
17着ハローユニコーン(6馬身)
18着ヤマカツグレース(3馬身1/2)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。