阪神JFはラッキーライラックが無傷の3連勝で2歳女王に輝く!
写真/川井博
第69回阪神JF(G1、阪神芝1600m、晴・良)は、2番人気のラッキーライラック(牝2、栗・松永幹)が無傷の3連勝を飾り、2歳女王に輝いた。新種牡馬オルフェーヴル産駒はこれがG1初制覇となった。
レースはラスエモーショネスが逃げる展開で、1番人気のロックディスタウンは掛かり気味に好位で追走し、ラッキーライラックは中団を進む。その内にはマウレアが付け、3番人気のリリーノーブルは前寄りの位置で流れに乗る。
直線に入り、抜け出しを図るロックディスタウンに外からリリーノーブル、ラッキーライラックが迫る。その後ろからマウレアも脚を伸ばす。伸び切れないロックディスタウンを交わしてリリーノーブルが先頭に踊り出るが、外からラッキーライラックがジワジワと迫り、これを競り落として先頭でゴールを駆け抜けた。
2着はリリーノーブル、3着はマウレアで、2戦2勝だった3頭が馬券圏内を占めた一方、同じく2戦2勝だったロックディスタウンは直線失速で9着に敗れた。
【ラッキーライラック・石橋騎手の話】
前回ちょっと力んだのがずっと気がかりで、返し馬から気を付けていましたが、レースでは上手く落ち着いてくれて、改めて賢い馬だなと思いました。(直線の感触は)良い所にハマれたので、この馬の力はわかっているので、自信を持っていきました。もちろん身体能力が高いというか、走る能力がありますし、オンとオフの切り替えもできて。このまま無事にいってくれればと思います。
【全着順】
1着ラッキーライラック(1.34.3)
2着リリーノーブル(3/4)
3着マウレア(1/2)
4着トーセンブレス(2馬身1/2)
5着モルトアレグロ(3/4)
6着ラテュロス(1馬身1/4)
7着グリエルマ(ハナ)
8着ソシアルクラブ(1/2)
9着ロックディスタウン(3/4)
10着マドモアゼル(クビ)
11着ノーブルアース(クビ)
12着トーセンアンバー(1/2)
13着コーディエライト(1馬身)
14着サヤカチャン(クビ)
15着レグルドール(1馬身)
16着ハイヒール(クビ)
17着ラスエモーショネス(1馬身)
18着ナディア(2馬身)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。