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高松宮記念はファインニードルが差し切り、新・スプリント王に輝く!

写真/川井博

第48回高松宮記念(G1、中京芝1200m、晴・良)は、川田騎手騎乗で単勝2番人気のファインニードル(牡5、栗・高橋忠)が差し切り勝ちを収めた。

最内枠からセイウンコウセイがハナに立ち、ダイアナヘイロー、リエノテソーロなどが先行態勢。セイウンコウセイはそのままハナに立って馬群を引っ張る形となった。

3番人気レッツゴードンキは先団を見る位置に控え、2番人気ファインニードルは中団外目につける。1番人気レッドファルクスは後方2番手に控えた。

セイウンコウセイが先頭をキープして直線に向いたが、内からレッツゴードンキが交わして先頭へ。さらに外からファインニードルが襲いかかり、2頭が馬体を並べてゴールしたが、写真判定の結果は外のファインニードルがハナ差で1着となった。

2着はレッツゴードンキ、3着はファインニードルと馬体を併せるように伸びてきたナックビーナス。レッドファルクスは直線で伸び切れず8着、昨年の覇者セイウンコウセイは6着に敗れた。

ファインニードルはこれがG1初制覇。レッツゴードンキは2年連続の2着となった。

【ファインニードル・川田騎手の話】
届いてくれてほっとしています。スムーズにスタートを切れましたし、道中もこの馬のリズムで走れていたので、いい前半を進んでいるなと思いました。左回りは心配していましたが、全く関係なく、スムーズに走ってくれているな、という印象です。中京は直線が長くなっていますから、あまり急ぎすぎないように、最後までしっかり自分の脚を使ってくれました。あとはなんとか届いてくれと思いながら、よく頑張ってくれたと思います。馬主の登録名がゴドルフィンに変わって最初のG1を勝つことができて、馬に感謝したいと思いますし、またこの馬が走る時に応援してもらえたら、と思います。

【全着順】
1着ファインニードル(1.08.5)
2着レッツゴードンキ(ハナ)
3着ナックビーナス(1/2)
4着ダンスディレクター(1/2)
5着ブリザード(クビ)
6着セイウンコウセイ(クビ)
7着レーヌミノル(クビ)
8着レッドファルクス(1/2)
9着スノードラゴン(3/4)
10着キングハート(クビ)
11着ネロ(1馬身1/2)
12着シャイニングレイ(クビ)
13着ノボバカラ(1/2)
14着リエノテソーロ(ハナ)
15着ラインスピリット(ハナ)
16着ラインミーティア(1馬身1/2)
17着ジューヌエコール(1馬身1/4)
18着ダイアナヘイロー(ハナ)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。