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ドバイターフのヴィブロスは2着! ドバイ国際競走の結果

現地時間3月31日、アラブ首長国連邦・ドバイのメイダン競馬場で、ドバイ国際競走が開催された。

ドバイワールドカップ(G1、ダート2000m)は外からハナを奪ったサンダースノー(牡4、首・S.ビン.スルール)が軽快に逃げ、直線で後続を突き放して2分1秒38のレコードで圧勝した。人気を集めたウエストコーストは2番手を追走したが直線で差を拡げられ、後続に差を詰められながら2着を死守するのが精一杯だった。3着にはムブタヒージが入った。

日本のアウォーディー(牡8、栗・松永幹)は後方寄りを追走し、3~4コーナーで置かれそうになったが、直線に入って差を詰めて6着となった。

松永幹夫調教師(アウォーディー)のコメント
「スタートが決まったし、上手い競馬をしてくれたと思います。ただ、他の馬が速かったし、3コーナーから一気にペースが上がりましたからね。最後もジリジリ伸びたけど、去年の着順までもう少しでした。遠征なので難しいのは分かっていました。でも、今日に関しては頑張っていたと思います」

武豊騎手(アウォーディー)のコメント
「ポイントはスタート。ゲートは出たけど、他馬が早かった。その後は上手に走れた。去年より調子はよかったが、流石にドバイワールドカップ。簡単には勝てない。それでも、遠征の慣れないコースで頑張っている。この遠征は、ナイストライだと思います」

写真/森鷹史

【全着順】
1着サンダースノー(2.1.38)
2着ウエストコースト(5.75)
3着ムブタヒージ(クビ)
4着パブル(1.75)
5着フォーエバーアンブライドルド(短アタマ)
6着アウォーディー(1.75)
7着フリアクルサーダ(短アタマ)
8着ガンナヴェラ(2.5)
9着タリスマニック(17)
10着ノースアメリカ(22)

ドバイシーマクラシック(G1、芝2410m)は、スタートを決めたホークビル(牡5、首・C.アップルビー)がハナに立ち、スローペースに落として直線で突き放し、3馬身差で優勝した。2~3着にも先行したポエッツワードとクロスオブスターズが入り、中団以降を追走した馬たちには流れが向かなかった。

レイデオロ(牡4、美・藤沢和)は序盤から行きたがり、折り合いを欠く仕草が見られた。レースの後半になって落ち着き、直線に入ってからジリジリと差を詰めてきたが、先に抜けた馬たちも止まらず、4着までだった。

サトノクラウン(牡6、美・堀)はゲート内で立ち上がり、仕切り直す面もあり、後方追走から7着に敗れた。モズカッチャン(牝4、栗・鮫島)は後方のインを追走し、直線でも内を回ったものの6着までだった。

藤沢和雄調教師(レイデオロ)のコメント
「落ち着いていた。ペースが遅くて引っかかった。最後も脚を使ってくれて、やめていないからね。これが良い経験になると思う」

C.ルメール騎手(レイデオロ)のコメント
「ペースが遅くて、少し引っかかった。最後の直線も反応したけど、前が止まらなかったです。応援してもらっているので、期待に応えたかったが、残念です。状態は良くなっていたと思います」

鮫島一歩調教師(モズカッチャン)のコメント
「スローペースで動けず、はまってしまった。外に出せればよかったが、頑張ってはいるし、力負けとは思っていません」

C.デムーロ騎手(モズカッチャン)のコメント
「馬はよく走りましたが、思っていたよりペースが少し遅くなった。距離も少し長かったかも知れません」

J.モレイラ騎手(サトノクラウン)のコメント
「ゲートで隣の馬が立ち上がって、(サトノ)クラウンの方に乗っかろうとしたり、道中も他馬にぶつけられたりして、まったく彼のレースができませんでした」

写真/森鷹史

【全着順】
1着ホークビル(2.29.45)
2着ポエッツワード(3)
3着クロスオブスターズ(クビ)
4着レイデオロ(1.75)
5着ベストソリューション(短アタマ)
6着モズカッチャン(1)
7着サトノクラウン(1.5)
8着アイダホ(クビ)
9着デザートエンカウンター(1.75)
10着カリーディ(4.5)

ドバイターフ(G1、芝1800m)は、2~3番手追走から直線で抜け出したベンバトル(牡4、首・S.ビン.スルール)がそのまま後続に3馬身以上の差を付けて快勝した。

日本からは5頭が参戦し、中団からリアルスティール(牡6、栗・矢作)が伸び、それを追いかけてディアドラ(牝4、栗・橋田)も差を詰め、後方追走から外を回ってヴィブロス(牝5、栗・友道)が追い込んできたが、2番手争いまでで、ベンバトルには及ばなかった。2着がヴィブロスで、3着が同着でリアルスティールとディアドラとなった。

ネオリアリズム(牡7、美・堀)は好位のインを追走するも直線で伸びきれず8着、クロコスミア(牝5、栗・西浦)は馬群の外を回らされる形になって7着に敗れた。

友道康夫調教師(ヴィブロス)のコメント
「スタートで後手を踏んでしまったけど、最後は良く伸びています。満足です。良く頑張っています」

C.デムーロ騎手(ヴィブロス)のコメント
「ここ最近のヴィブロスは、日本で充分な力を発揮できていなかったと聞いていたが、今日は馬も充分リラックスできていた。前半は抑えて後ろから行こうというのが調教師の指示でした。馬は頑張りましたが、勝った馬が強かったです」

矢作芳人調教師(リアルスティール)のコメント
「何の不利もなく競馬できて、よく頑張ってくれた。休み明けだし、例年より時計が速かった」

M.バルザローナ騎手(リアルスティール)のコメント
「いいレースをしましたが、少し力が及びませんでした。まだまだ走れる馬だと思うので、次は頑張ってほしいです」

橋田満調教師(ディアドラ)のコメント
「健闘してくれた。起伏のないコースで合う。まだ4歳で、海外の一流と渡り合えて、成長の余地があって楽しみ」

C.ルメール騎手(ディアドラ)のコメント
「勝てると思った。ペースが速くなくて、この馬にはちょうど良かったし、直線に向いたときには本当に勝ったと思った。このコースが合うんでしょうね。でも、勝った馬は強かったです」

西浦勝一調教師(クロコスミア)のコメント
「レースまですごく状態が良くて、すごく落ち着いていた。展開も、うまく3、4番手につけて思うような形になったけど、切れる脚がないのが……。もうちょっと良い結果になるかな、と思ったけど、これが勝負だからね。良く頑張っています」

岩田康誠騎手(クロコスミア)のコメント
「自分のペースで走れて、最後も止まらなかった。以前より力をつけている」

J.モレイラ騎手(ネオリアリズム)のコメント
「集中しきれていなかったので、良いスタートが切れませんでした。道中も少しかかっていたので、最後も伸びませんでした。テンションが上がっていて、ベストなパフォーマンスを出せなくて残念です」

写真/森鷹史

【全着順】
1着ベンバトル(1.46.02)
2着ヴィブロス(3.25)
3着リアルスティール(クビ)
3着ディアドラ(同着)
5着プロミシングラン(4.75)
6着レシュラー(1)
7着クロコスミア(0.5)
8着ネオリアリズム(1.25)
9着ウォーディクリー(1)
10着ブレアハウス(ハナ)
11着ランカスターボンバー(2.75)
12着ジャヌービ(1.75)
13着トレスフリュオース(5)
14着モナークスグレン(6.75)
15着チャンピオンシップ(2.25)

ドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200m)は序盤でシンガリに控えたJ.ロザリオ騎手騎乗のマインドユアビスケッツ(牡5、米・C.サマーズ)が直線で猛然と追い込み、ゴール寸前で先に抜け出したエックスワイジェットを差し切り、昨年に続いて連覇を飾った。

2着は先行したエックスワイジェット、国内オッズで1番人気のロイエイチは出負け気味のスタートで終始外を通る形になり、直線で差を詰めてきたものの3着まで。日本から挑戦したマテラスカイ(牡4、栗・森)は好位のインでロスなく進み、勝負所で一旦3番手に上がったが、そこから伸び切れず5着となった。

森秀行調教師(マテラスカイ)のコメント
「理想はハナだったけど、相手がこれまでと違うから。それでも、あの形から4コーナーで前に取りついたし、砂をかぶったのを嫌がらなかったのは収穫でした」

武豊騎手(マテラスカイ)のコメント
「スピード負けはしてなかったし、道中の感覚も悪くなかった。馬は戸惑ってなかったし、最後伸びてくれればと思ったけど、さすがに相手が強かった」

【全着順】
1着マインドユアビスケッツ(1.10.12)
2着エックスワイジェット(アタマ)
3着ロイエイチ(0.75)
4着ワイルドデュード(3)
5着マテラスカイ(1.25)
6着ジョーダンスポート(1.25)
7着レイナルドザウィザード(2.25)
8着マイキャッチ(18)

UAEダービー(G2、ダート1900m)にはタイキフェルヴール(牡3、栗・牧浦)、ルッジェーロ(牡3、美・鹿戸)が出走。ともに出負け気味のスタートで後方からの競馬になり、勝負所で外から差を詰めにかかったが、直線で突き放されてタイキフェルヴールは6着、ルッジェーロは8着に敗れた。

勝ったのはR.ムーア騎手騎乗のメンデルスゾーン(牡3、愛・A.オブライエン)。ハナに立って馬群を引っ張り、勝負所から後続に差を開く一方で、後続に18馬身半もの大差をつけて悠々とゴール。昨年のBCジュヴェナイルターフ勝ち馬が、年明け緒戦を飾った。

牧浦充徳調教師(タイキフェルヴール)のコメント
「スタートから流れに乗るのに脚を使ってしまいました。外々をずっと回って、なかなか息がはいりませんでした。時計が早い中でも頑張ってくれましたので、これが良い経験になればと思います」

J.モレイラ騎手(タイキフェルヴール)のコメント
「スタートでやや出遅れてしまった。スペースを探そうとしたが、外々を回らされてしまったのは不運だった。最後は手応えが無くなってしまった」

鹿戸雄一調教師(ルッジェーロ)のコメント
「スタートが悪かったこともあったけど、相手も強くて完敗ですね。鍛え直して、また来年挑戦したいですね」

C.ルメール騎手(ルッジェーロ)のコメント
「スタートから動きが良くありませんでした。向正面から忙しかったです。うまく走れなかったし、レベルも高すぎました」

【全着順】
1着メンデルスゾーン(1.55.18)
2着ライヤ(18.5)
3着リライド(3)
4着ゴールドタウン(1.75)
5着シーヘンジ(2.75)
6着タイキフェルヴール(2)
7着ユーロンウォリアー(4.25)
8着ルッジェーロ(11.5)
9着スリーアンドフォーペンス(12)

1Rのゴドルフィンマイル(G2、ダート1600m)は日本馬の先陣を切ってアキトクレッセント(牡6、栗・清水久)、アディラート(牡4、栗・須貝)が出走。ルメール騎手騎乗のアディラートは好スタートから好位のインを追走して、直線で一旦2番手に上がる見せ場を作って3着に粘り込んだ。アキトクレッセントは後方外目を追走したが、直線で失速して馬群から大きく離れた14着に敗れた。

勝ったのはR.ムーア騎手騎乗のヘヴィメタル(セ8、首・S.ジャダフ)。序盤からレースを引っ張り、直線で楽に抜け出してそのまま押し切り勝ち。昨年の覇者セカンドサマーは出遅れ、11着に敗れた。

須貝尚介調教師(アディラート)のコメント
「ためる競馬をして結果が出たのは収穫でした。勝てなかったけど、世界の競馬でこれだけ頑張ってくれて満足です」

C.ルメール騎手(アディラート)のコメント
「良い競馬でした。最有力馬のちょうど後ろでしたが、砂はあまり被りませんでした。去年の結果は良くなかったけど、今年は良かった。経験を積んでいけば、もっと良くなると思います」

清水久詞調教師(アキトクレッセント)のコメント
「スタートで後手を踏んでしまいましたが、それにしても負け過ぎだとは思います」

武豊騎手(アキトクレッセント)のコメント
「返し馬からつまずいていたので用心していたのですが、スタートからつまずいてしまったのが痛かったです。思うようなレースができず、残念でした」

【全着順】
1着ヘヴィメタル(1.36.21)
2着ムンタザー(2)
3着アディラート(0.5)
4着マザワート(2.5)
5着ローザインペリアル(1.75)
6着キンベアー(クビ)
7着エコノミックモデル(ハナ)
8着レイヴンズコーナー(2.25)
9着スペシャルファイター(2.75)
10着シークレットアンビション(1)
11着セカンドサマー(4.25)
12着シャマールニブラス(3.25)
13着キャッペザーノ(1.75)
14着アキトクレッセント(14.5)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。※コメントはJRA発表。※着差の単位は馬身です。