京都新聞杯はステイフーリッシュが変わり身を見せて重賞初制覇!
写真/森鷹史
第66回京都新聞杯(G2、京都芝2200m、晴・良)は、先行策に出たステイフーリッシュが押し切って優勝した。前走の共同通信杯は10着と大敗したが、16kg増と馬体を戻して臨んだ一戦できっちりと変わり身を見せ、重賞初制覇を果たした。
レースはメイショウテッコンが後続を離して逃げる展開で、2番手に付けたのがステイフーリッシュ。3番人気のタニノフランケルは好位に付け、2番人気のグローリーヴェイズは後方寄り、1番人気のフランツは最後方を進む。
縦長だった馬群は3~4コーナーで凝縮し、ステイフーリッシュが逃げていたメイショウテッコンに並びかけて直線へと入る。ステイフーリッシュは直線で早々と先頭に立ち、後続の追い上げを凌いでそのまま押し切った。
2着は後方寄りの位置から外を回って差したアドマイヤアルバ、3、4着は後方から馬群を捌いて追い上げたシャルドネゴールド、グローリーヴェイズ。逃げたメイショウテッコンが5着。フランツは最後方から大外を回るのも追い込み切れず10着に敗れた。
【ステイフーリッシュ・藤岡佑騎手の話】
すごく跳びの大きい馬で、勝ち時計から計算したら僕の位置(2番手)でそんなにハイペースではなかったと思うので、良い感じで追走できたと思います。抜け出してから余裕もありましたし、かなり素質が高いです。調教からすごく扱いやすい馬で、変な先入観を持たずに長距離の競馬をしようと思って乗りました。まだまだ成長しそうな馬で、(今後も)活躍できると思います。
【全着順】
1着ステイフーリッシュ(2.11.0)
2着アドマイヤアルバ(1馬身3/4)
3着シャルドネゴールド(ハナ)
4着グローリーヴェイズ(3/4)
5着メイショウテッコン(クビ)
6着ユーキャンスマイル(ハナ)
7着アルムフォルツァ(1/2)
8着インターセクション(1馬身3/4)
9着ケイティクレバー(1/2)
10着フランツ(3/4)
11着レイエスプランドル(1馬身1/4)
12着リシュブール(ハナ)
13着アールスター(クビ)
14着レノヴァール(1馬身1/2)
15着ダブルシャープ(1/2)
16着ロードアクシス(クビ)
17着タニノフランケル(クビ)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。