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ワグネリアン&福永騎手が歓喜のダービー制覇!

写真/川井博

第85回日本ダービー(G1、東京芝2400m、晴・良)は、8枠17番から先行策を採ったワグネリアン(牡3、栗・友道)が逃げ粘るエポカドーロを差し切って優勝した。管理する友道調教師は2016年のマカヒキ以来2度目のダービー制覇で、鞍上の福永騎手は挑戦19度目にしてダービージョッキーの仲間入りを果たした。

レースはエポカドーロがハナを切って、ジェネラーレウーノが2番手になり、3~4番手にダノンプレミアムやコズミックフォースが続き、それらを見る位置にワグネリアンやブラストワンピースが付けた。

中団をゴーフォザサミットやサンリヴァル、タイムフライヤー、ステイフーリッシュ、オウケンムーン、ジャンダルムらが形成し、後方にグレイルやエタリオウ、キタノコマンドール、ステルヴィオ、アドマイヤアルバという隊列になった。

レースは淡々と流れ、直線に入ってエポカドーロが逃げ込みを図ると、外からコズミックフォースが並びかけ、さらに外からワグネリアンが脚を伸ばす。内の狭い所に入ったダノンプレミアムはジリジリと伸び、ブラストワンピースは前が詰まって外に切り返すロスがあった。

残り200mを切ってもエポカドーロは先頭を走っていたが、ワグネリアンの伸び脚も良く、最後に交わし去ったところがゴールだった。勝ち時計は2分23秒6(良)。

エポカドーロは半馬身差の2着で、3着争いがもつれた。先に仕掛けられたコズミックフォースにブラストワンピースやダノンプレミアムが並びかけ、後方からエタリオウも加わったが、コズミックフォースが3着を死守する結果になった。4着がエタリオウで、ブラストワンピースが5着。ダノンプレミアムは6着だった。

【ワグネリアン・福永騎手の話】
最後はただただ気合いだけでした。これまでにも東京競馬場でG1を勝たせてもらってきましたけれど、(今日は)初めての気分で、ふわふわした気分です。キングヘイローだったり、1番人気で臨んだワールドエースだったり、エピファネイアだったり、その他にも有力馬に乗させてもらって結果を出せず、もうこのままダービーを勝てないんじゃないかと思った時もありましたけれど、たくさんの方に支えていただき、勇気づけてくださったことが今回の勝利につながったと思いますし、なにより、ワグネリアンがスタッフの最高の調教に応えて、最後まで一生懸命走ってくれました。馬がよく応えてくれました。

(外枠で)じっとしているとポジションが悪くなってしまうので、ペース次第ではありましたが、ポジションを取りに行きました。引っかかる恐れはあったんですけれど、上手く他馬の後ろに入れることができて、(道中では)いけるんじゃないかという感触はありました。有力馬が内にいたので、内を突かれないようにスペースをあたえず、あとは夢中で追いました。(ダービー制覇は)福永家にとっても悲願でしたから、(父・洋一さんにも)良い報告ができると思います。

【全着順】
1着ワグネリアン(2.23.6)
2着エポカドーロ(1/2)
3着コズミックフォース(クビ)
4着エタリオウ(ハナ)
5着ブラストワンピース(ハナ)
6着ダノンプレミアム(アタマ)
7着ゴーフォザサミット(1馬身1/4)
8着ステルヴィオ(クビ)
9着アドマイヤアルバ(3/4)
10着ステイフーリッシュ(クビ)
11着タイムフライヤー(1馬身1/4)
12着キタノコマンドール(クビ)
13着サンリヴァル(1/2)
14着グレイル(3/4)
15着オウケンムーン(2馬身1/2)
16着ジェネラーレウーノ(1馬身3/4)
17着ジャンダルム(1/2)
18着テーオーエナジー(5馬身)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。