関東オークスはハービンマオがゴールドパテックを交わして初重賞制覇!
写真/佐々木光
13日(水)、第54回関東オークス(地方交流Jpn2、川崎ダート2100m、晴・稍重)が行われ、中団を追走したハービンマオ(牝3、美・中舘)が差し切り、優勝した。ハービンマオはダートでは初の牝馬限定戦で、鮮やかな末脚を見せた。
ハービンマオと同じく中団を追走し、先に仕掛けて先頭に躍り出たゴールドパテックが、最後に交わされてしまったものの2着に入った。3着には逃げたクレイジーアクセルが粘り込み、4着にもミスマンマミーアとなったことで、地方競馬所属勢が2&3&4着という結果になった。
レースはクレイジーアクセルがハナを切り、メイショウヒサカタが2番手に付け、あまり良いスタートではなかったものの3番手に1番人気だったララプリムヴェールが付けたことで前掛かりの流れになった。
2番人気だったプリンセスノンコは中団を追走したが、外を回ってあまり手応えが良くなく、ララプリムヴェールも3コーナーから行きっぷりが良くなくなった。そんな中、内目を上がって行ったのがゴールドパテックとハービンマオで、4コーナー手前では2番手を追走していたメイショウヒサカタを交わし、直線に向いた。
粘り込みを図るクレイジーアクセルにゴールドパテックが迫り、ゴールドパテックが交わして先頭に立ったが、さらに後ろから脚を伸ばしてきたのがハービンマオで、最後は3/4馬身差だけ交わし去ってハービンマオが優勝した。勝ち時計は2分17秒6(稍重)で、終わってみれば母父ゴールドアリュール(ハービンマオ)とゴールドアリュール産駒(ゴールドパテック)の1&2着だった。
逃げたクレイジーアクセルは上位2頭には離されたものの3着に入り、後方から差を詰めたミスマンマミーアが4着。5着がプリンセスノンコ、6着がララプリムヴェールで、メイショウヒサカタは8着に敗れた。
【ハービンマオ・松岡騎手の話】ずっと乗せてもらっている馬で結果を出せたので、凄く嬉しいです。ペースが速かったのでどうなるかと思ったんですけれど、向こう正面で追いついた時は捉えられる手応えでした。最初に自分のペースで行かせると後半に頑張ってくれる馬で、自分のリズムを大事にしました。よく走ってくれました。距離ももちますし、気性も素直なので、長いところで良い脚を使えるところがこの馬の長所だと思います。僕も地元が川崎なので、とても嬉しいですし、また来て勝ちたいと思います。
【全着順】1着ハービンマオ(2.17.6)
2着ゴールドパテック(3/4)
3着クレイジーアクセル(4馬身)
4着ミスマンマミーア(4馬身)
5着プリンセスノンコ(5馬身)
6着ララプリムヴェール(アタマ)
7着グランマシェリ(2馬身1/2)
8着メイショウヒサカタ(ハナ)
9着アクアレジーナ(4馬身)
10着エグジビッツ(クビ)
11着マイメン(5馬身)
12着スリルトサスペンス(大差)
13着ローザルーナ(3馬身)
【払戻金】
単勝
5 2110円
複勝
5 370円
6 310円
3 240円
枠連複
4-5 3240円
馬連複
5-6 8120円
枠連単
4-5 6420円
馬連単
5-6 19780円
ワイド
5-6 1360円
3-5 1040円
3-6 790円
3連複
3-5-6 9050円
3連単
5-6-3 104200円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。