クラスターＣはオウケンビリーヴがネロを競り負かして初重賞制覇!

15日(水)､第23回クラスターC(地方交流Jpn3､盛岡ダート1200m､曇･良)が行われ､2番手に付けたオウケンビリーヴ(牝5､栗･安田隆)が逃げたネロを競り負かし､2度目の挑戦で重賞初制覇を飾った｡

レースはネロの吉原寛騎手が押してハナを主張し､ハイペースで逃げる形になった｡2番手からオウケンビリーヴが続き､3番手にラブバレット､それらを見る位置に1番人気のディオスコリダーが追走し､直線に向くと前を行く2頭が後続を離しにかかった｡

そのままオウケンビリーヴとネロの一騎打ちにになり､オウケンビリーヴが前に出ようとするとネロも激しく抵抗して最後までもつれたが､3kgの斤量差があったことも影響したか､ゴール直前でオウケンビリーヴがグイッと前に出て優勝した｡勝ち時計は1分9秒1(良)｡

ネロは休み明けでも最後まで渋太く粘ったものの2着｡そこから6馬身離れた3着にはラブバレットが入り､同馬が地方所属馬での最先着となった｡ディオスコリダーは8ヶ月ぶりの影響か､直線で大きく詰められず4着までだった｡

【オウケンビリーヴ･北村友騎手の話】
4コーナーを回ってくる時は手応えが良く､交わせるなという感じだったんですが､先頭に立ってから少しソラを遣って､際どい差になりました｡でも､馬が最後まで諦めずに走ってくれて､勝てて良かったです｡今日は有力馬が前に行くと思っていたので､それを射程圏に入れて競馬をしたいと考えていました｡先週､追い切りを乗せてもらった時から好時計が出て調子も良かったですし､(斤量)52kgというのも良かったと思います｡

【全着順】
1着オウケンビリーヴ(1.9.1)
2着ネロ(クビ)
3着ラブバレット(6馬身)
4着ディオスコリダー(クビ)
5着ブライトライン(4馬身)
6着メイショウアイアン(ハナ)
7着ナムラバイオレット(3馬身)
8着メイショウオセアン(ハナ)
9着サンライズマーチ(1馬身1/2)
10着カティサンダ(5馬身)
11着アスカダイヤモンド(2馬身)
12着フレンドパリ(1/2)
13着コスモマイギフト(大差)
中止コパノマイケル

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡