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紫苑Sはノームコアが差し切り、重賞初制覇を飾る!
写真/小金井邦祥
各馬まずまずのスタートからランドネがハナへ。2番手にロフティフレーズが付け、隊列はすんなりと決まった。1番人気マウレアは中団インで控える形で、ノームコアは外目を追走、3番人気サラスは後方に控えた。
淡々としたペースでレースが流れ、勝負所でもマウレアが先頭をキープしていたが、その後ろにノームコアが進出し、前を射程圏に入れて直線へ。ノームコアは手応え良く伸び、残り200mで直線に立つと、後続を3馬身突き放してゴールに入った。
マウレアは勝負所で包まれてなかなか外に出せず、ノームコアを追うように伸びたが2着まで。3着は逃げたランドネが粘り込み、ここまでが秋華賞への優先出走権を得た。
ノームコアはこれが3度目の挑戦で、重賞初制覇。勝ち時計の1分58秒0はラブリーデイのレコード(15年中山金杯)と0秒2差の好タイムとなった。
【ノームコア・ルメール騎手の話】
普段は逃げるか2番手で走っていましたが、今回は向正面で風が強くて、カバーが欲しかったので少し後ろのポジションを取りたかったんです。リラックスすることができましたし、4コーナーで抜ける時はいい反応ができて、ゴールまで頑張ってくれました。アーモンドアイは強いですが、彼女にもチャンスがありそうですね。
【全着順】
1着ノームコア(1.58.0)
2着マウレア(3馬身)
3着ランドネ(1/2)
4着パイオニアバイオ(クビ)
5着ハーレムライン(2馬身1/2)
6着アヴィオール(1馬身)
7着クイーングラス(1/2)
8着オハナ(クビ)
9着メサルティム(クビ)
10着カレンシリエージョ(クビ)
11着ロサグラウカ(クビ)
12着ロマンテソーロ(クビ)
13着サラス(1馬身1/2)
14着レッドベルローズ(1馬身)
15着ロフティフレーズ(4馬身)
16着ホクセンジョウオー(1馬身1/4)
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。