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北海道2歳優駿は直線長い長い叩き合いに!

写真/川井博




11月1日(木)、第45回北海道2歳優駿(地方交流Jpn3、門別ダート1800m、晴・稍重)が行われ、井上俊騎手騎乗で単勝1番人気に支持されたウインターフェル(牡2、道・林和弘)が、直線での長い長い叩き合いを制して重賞初制覇を飾った。

スタートでウインターフェルが躓きヒヤッとしたが、すぐに立て直して問題なし。ハナでレースを引っ張ったのはイグナシオドーロ。半馬身差でマイコート、リンノレジェンド、トイガー、その後ろにサクセッサー、ウィンターフェルと続く。2馬身ほど切れてイッキトウセン、スズカユース、イルジオーネが一団、さらに3馬身ほど離れてテイエムアカリオー、ミヤケ、ホワイトヘッド、最後方追走がロビュストという隊列に。

道中は淀みない流れで、湿った馬場とはいえ追走だけでも辛いハイペースに。3コーナー過ぎから疲れの見え始めた先行勢を交わして、ウィンターフェルが一気に前に進出。4コーナーで早くも逃げるイグナシオドーロを射程圏内に収める。

直線に向いてすぐにウィンターフェルが先頭に代わり、そのまま一気に突き放すのかと思いきや、イグナシオドーロも懸命に盛り返し、そこからゴールまで2頭が馬体を併せてビッシリ叩き合う壮絶な展開となった。

最後はクビの上げ下げで、わずかにハナ差ウィンターフェルが前に出たところがゴールだった。同馬の父は新種牡馬ダノンバラードで、これが産駒の初重賞制覇。地元馬の勝利は、15年タイニーダンサー以来となった。

2走前のウィナーズチャレンジと同じくウィンターフェルの2着に敗れたイグナシオドーロだが、前に行った馬がほとんど総崩れする中で立派な粘り腰だった。3着は後方追走から直線よく追い込んだミヤケ、4着にホワイトヘッド 、5着にトイガーが入った。その他のJRA勢はテイエムアカリオーが8着、イルジオーネが9着という結果となった。

※11月2日(金曜)、本レースにおいて判定に誤りがあったことがNARから発表された。1着 5枠7番 ウィンターフェル 2着 2枠2番 イグナシオドーロ と着順が確定したが、判定に誤りがあり、正しい到達順位は、1位2番イグナシオドーロ、2位7番ウィンターフェルだった。


【ウインターフェル・井上俊騎手の話】
早めに抜け出すと馬が遊んでしまうので、それだけは気をつけて乗っていました。 スタートで躓きましたが、すぐに立て直したので大丈夫でした。いつも道中の手応えはある馬、ちぎるくらいの手応えがある馬ですが、抜けると遊んでしまうので、いつも勝つときはハナ差やクビ差になってしまいます(笑)。

【全成績】
1着 ウィンターフェル (1.54.1)
2着 イグナシオドーロ (ハナ)
3着 ミヤケ (5馬身)
4着 ホワイトヘッド (2馬身1/2)
5着 トイガー (2馬身)
6着 リンノレジェンド (アタマ)
7着 イッキトウセン (1馬身)
8着 テイエムアカリオー (クビ)
9着 イルジオーネ (1/2)
10着 サクセッサー (1馬身1/2)
11着 スズカユース (アタマ)
12着 マイコート (アタマ)
13着 ロビュスト (クビ)

【払戻金】
単勝
7 310円
複勝
7 130円
2 250円
9 170円
枠連複
2-5 1,180円
馬連複
2-7 1,160円
馬連単
7-2 1,910円
ワイド
2-7 490円
7-9 320円
2-9 1,440円
3連複
2-7-9 2,500円
3連単
7-2-9 10,650円

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。

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