メルボルンCは英国馬クロスカウンターが制覇! チェスナットコートは14着に敗れる

6日(火)､第158回メルボルンC(G1､豪州フレミントン芝3200m､曇･重)が行われ､英国からの遠征馬クロスカウンター(セン3､英･C.アップルビー)が直線で外から豪快に差し切り､優勝した｡3歳馬によるメルボルンC制覇は2年連続で､クロスカウンターは初のG1勝利となった｡

日本から遠征したチェスナットコート(牡4､栗･矢作)は後方のインを追走したが､4角で挟まれる面があり､直線でジリジリと差を詰めたものの14着に敗れた｡

レースはランナウェイが逃げ､それを見る位置で進めたフィンシュとアプリンスオブアランが直線で抜け出しを図ったが､内をマルメロが伸び､外から勢い良く追い込んできたのがクロスカウンターだった｡ゲート番号19番で序盤は後方に控えたクロスカウンターは4コーナーでも後方に位置していたが､K.マカヴォイ騎手に追い出されるとハンデ51kgも活かして急伸し､他馬をまとめて交わしてゴールを駆け抜けた｡

2着にはH.ボウマン騎手が騎乗したマルメロが入り､3着には中2日の臨戦だったアプリンスオブアランが粘り込んだ｡4着が先行したフィンシュで､5着は直線で差を詰めたロストロポーヴィチだった｡

人気を集めたベストソリューションは大きく出遅れて後方追走となり､直線で内から差を詰めたもの8着｡ユカタンは終始外を回らされた影響か直線で伸びきれず11着｡ザクリフスオブモハーは序盤に躓く感じになって後方まで下がり､競走を中止した｡

【全着順】
1着クロスカウンター(3.21.17)
2着マルメロ(1)
3着アプリンスオブアラン(3)
4着フィンシュ(3.5)
5着ロストロポーヴィチ(4.5)
6着ヤングスター(5.75)
7着サーチャールズロード(8.25)
8着ベストソリューション(8.75)
9着ムンタハー(9.5)
10着ベンチュラストーム(11)
11着ユカタン(11.75)
12着ナキータ(11.85)
13着ザカダ(13.85)
14着チェスナットコート(16.1)
15着ヴァンジュールマスク(16.3)
16着マジックサークル(19.55)
17着フーショットザバーマン(22.55)
18着サウンドチェック(27.55)
19着ランナウェイ(28.05)
20着エースハイ(28.15)
21着オーヴレイ(68.15)
22着アヴィリオス(69.15)
23着レッドカーディナル(69.55)
中止ザクリフスオブモハー
※着差は1着馬からの着差(馬身表示)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡