エンプレス杯はプリンシアコメータが昨年2着の雪辱を果たす!

2月27日(水)､第65回エンプレス杯(Jpn2､川崎ダート2100m､曇･良)が行われ､岩田騎手騎乗で2番人気のプリンシアコメータ(牝6､美･矢野英)が昨年2着の雪辱を果たして勝利し､交流重賞3勝目を挙げた｡

レースはクレイジーアクセルが引っ張る展開で､プリンシアコメータは2番手に控える｡3番手にサルサディオーネが付け､前半は3頭が後続を離して進む｡離れた馬群はミッシングリンクが牽引し､ビスカリア､ブランシェクールが差がなく続く｡

2周目の向正面に入ると､プリンシアコメータがクレイジーアクセルを交わして先頭へ｡サルサディオーネは一旦2番手に上がるが､プリンシアコメータに付いて行けず後退｡かわって進出したのがビスカリア､ミッシングリンクで､先頭を走るプリンシアコメータを加えた3頭が横並びとなって直線へ｡

だが､直線でもうひと伸びしたプリンシアコメータがビスカリア､ミッシングリンクを振り切り､最後は外から伸びたブランシェクールの追撃も凌いで勝利した｡

2着はブランシェクール､3着は最後に脚色が鈍りながらも粘ったビスカリア｡ミッシングリンクは4着､サルサディオーネは先行失速で7着､キンショーユキヒメは後方から追い上げられず9着に敗れた｡

【プリンシアコメータ･岩田騎手の話】
ゲートも決まって2番手でスムーズにレースができました｡｢ハナを切って自分のペースで行ってくれ｣という指示で､行く馬がいたので2番手に控えましたが､リラックスしてコーナーを回ってくれて強い内容だったと思います｡(直線に向くまでも)余裕はありましたし､ゴーサインを出したらもう一度踏ん張ってくれました｡馬に感謝したいと思います｡先行したらすごく強い馬ですし､今後も頑張ってほしいですね｡

【全着順】
1着プリンシアコメータ(2.15.3)
2着ブランシェクール(2馬身)
3着ビスカリア(1馬身1/2)
4着ミッシングリンク(1馬身1/2)
5着アッキー(3馬身)
6着クロスウィンド(4馬身)
7着サルサディオーネ(1馬身1/2)
8着エミノマユアク(2馬身)
9着キンショーユキヒメ(1馬身1/2)
10着アルティマウェポン(1/2)
11着クレイジーアクセル(3馬身)
12着グレートコマンダー(2馬身)
13着ラモントルドール(大差)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡