桜花賞はグランアレグリアが異例のローテでレコードV､桜の女王に輝く!

第79回桜花賞(G1､阪神芝1600m､晴･良)は､朝日杯FS以来で中111日という異例のローテーションで臨んだ2番人気のグランアレグリア(牝3､美･藤沢和)が1分32秒7の桜花賞レコードで駆け抜け､2馬身半差を付けて快勝した｡昨年､アーモンドアイを勝利に導いたルメール騎手は同レース連覇､ディープインパクト産駒は5勝目となった｡

レースはプールヴィルが逃げ､グランアレグリアは好位に付ける｡1番人気のダノンファンタジーはその直後を進み､3番人気のクロノジェネシスは中団で脚を溜める｡

グランアレグリアは3～4コーナーで早めにスパートし､直線入口で先頭へ｡後続を引き離しにかかる｡後ろからダノンファンタジーが脚を伸ばし､馬群の中からシゲルピンクダイヤ､ビーチサンバも差を詰め､大外からクロノジェネシスが猛追する｡

だが､先頭を走るグランアレグリアは最後まで脚色が衰えず､最後はリードを保ったまま悠々とゴールを駆け抜けた｡2着は馬群を割って伸びたシゲルピンクダイヤ､3着は大外のクロノジェネシス｡ダノンファンタジーは直線で伸び負けして4着に敗れた｡

【グランアレグリア･ルメール騎手の話】
2連覇できてすごくうれしいです｡今日は平成最後の桜花賞｡クラシックレースは特別なレースで､勝ててうれしいです｡朝日杯FSからこの馬のことを勉強しました｡前回は速い脚を使えませんでしたが､今日は4コーナーから早めに動いて､長くいい脚を使ってゴールまで頑張ってくれました｡(休み明けは)少し心配しましたが､藤沢先生はすごく上手なので自信を持って乗りました｡(オークスに向けて)スピードがあるので､2400mはいけるかはまだわかりません｡大変そうですが､すごく良い馬なので､またG1を勝てると思います｡

【全着順】
1着グランアレグリア(1.32.7)
2着シゲルピンクダイヤ(2馬身1/2)
3着クロノジェネシス(クビ)
4着ダノンファンタジー(ハナ)
5着ビーチサンバ(クビ)
6着プールヴィル(3/4)
7着エールヴォア(1馬身1/4)
8着ジュランビル(3/4)
9着シェーングランツ(クビ)
10着アウィルアウェイ(2馬身)
11着ノーワン(1馬身1/4)
12着メイショウケイメイ(1馬身1/4)
13着アクアミラビリス(1馬身1/4)
14着レッドアステル(1/2)
15着フィリアプーラ(1馬身3/4)
16着ホウオウカトリーヌ(クビ)
17着ノーブルスコア(3/4)
18着ルガールカルム(2馬身1/2)

---

※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡