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東京スプリントはキタサンミカヅキが雪辱V、コパノキッキングは2着!

写真/佐々木光


4月10日(水)、第30回東京スプリント(Jpn3、大井ダート1200m、雨・不良)が行われ、森泰斗騎手騎乗で4番人気のキタサンミカヅキ(牡9、船・佐藤賢)が2番手に付ける積極策から抜け出して昨年2着の雪辱を果たし、東京盃を連覇している得意舞台でJRA勢を撃破して交流重賞3勝目を挙げた。

2着はコパノキッキング。スタートで出遅れたが押して馬群の中を通って押し上げ、直線で外へ。藤田菜七子騎手のムチに応えて差を詰めたが、キタサンミカヅキに1馬身差まで迫ったところがゴールだった。日本人女性騎手として史上初の重賞制覇は次の機会に持ち越しとなった。

3着は逃げ粘ったヒロシゲゴールド。重賞初挑戦で1番人気の支持を集めたものの、直線で重賞勝ち馬に捕まって踏ん張り切れず。武豊騎手は昨年のグレイスフルリープに続く逃げ切りでの2連覇とはならなかった。3番人気のホウショウナウは直線で伸び切れず7着に敗れた。

【キタサンミカヅキ・森泰斗騎手の話】
地方競馬の年度代表馬ですし、大井で走れるということで譲れない気持ちでいました。今日はやけに行きっぷりが良くて。敢えて下げることもないと思いました。(直線は)手応え十分でしたが、早仕掛けしないようにと考えて。もうひと我慢しても良かった気がしています。(9歳)老いて盛んと言いますか、まだまだこれから期待の大きな馬です。

(今年のJBCは浦和で開催)浦和は特殊なコース。ミカヅキは走り慣れているのでビッグチャンスだと思います。藤田菜七子騎手を負かして申し訳ない気持ちもありますけど、勝負なのでスミマセン。先日亡くなったキタサンミカヅキのお父さんのキングヘイローの後押しもあったかなと思います。

【全着順】
1着キタサンミカヅキ(1.11.6)
2着コパノキッキング(1馬身)
3着ヒロシゲゴールド(クビ)
4着ショコラブラン(クビ)
5着テーオーヘリオス(2馬身1/2)
6着マッチレスヒーロー(クビ)
7着ホウショウナウ(ハナ)
8着アクティブミノル(3馬身1/2)
9着キャンドルグラス(3馬身1/2)
10着アシャカダイキ(3/4)
11着アンサンブルライフ(クビ)
12着ゴーディー(3/4)
13着ジョーオリオン(2馬身)
14着サトノタイガー(2馬身1/2)
15着ナチュラリー(1/2)
16着マイネルルークス(クビ)

【払戻金】
単勝
8 780円
複勝
8 140円
6 120円
7 110円
枠連複
3-4 300円
馬連複
6-8 950円
枠連単
4-3 580円
馬連単
8-6 2890円
ワイド
6-8 330円
7-8 250円
6-7 230円
3連複
6-7-8 870円
3連単
8-6-7 8020円

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。

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