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兵庫チャンピオンシップはクリソベリルが直線抜け出し快勝!

写真/井立和


2日(木)、第20回兵庫チャンピオンシップ(地方交流Jpn2、園田ダート1870m、晴・重)が行われ、ルメール騎手騎乗で単勝1.1倍の圧倒的1番人気に支持されたクリソベリル(牡3、栗・音無)が、直線で後続を5馬身差突き放す強い競馬で重賞制覇を達成した。

スタートではエナキョウ、メスキータあたりがやや出負けした格好に。先手を奪ったのはゴールドラグーン、その外にダイシンインディ、クリソベリルはこれら2頭の直後に付ける3番手を進んだ。その後ろにヴァイトブリック、バンローズキングス、少し切れてナラ、メスキータと隊列が続く。

3コーナーあたりから各馬一気に仕掛け、4角でクリソベリルが逃げたゴールドラグーンを捉えて早くも先頭に立つ。その外からヴァイトブリックも一気にポジションを上げ、2頭が並ぶようにして、いざ直線へ。

直線に向くと、あとはもうクリソベリルの一人舞台。一完歩ごとにグングン後続を引き離し、2着馬以下を5馬身差突き放す圧倒的な内容で、デビュー以来3戦3勝の無敗で重賞制覇を飾った。なお、無敗での本レース制覇は05年のドンクール以来14年ぶり2頭目のこと。

2着はヴァイトブリック、3着には地元兵庫のバンローズキングスで、地方馬としては8年ぶりに馬券圏内に健闘した。4着はこちらも地元のエナキョウ、5着はメスキータが入った。その他のJRA馬はゴールドラグーンが6着、ダイシンインディーが7着という結果となった。

【クリソベリル・ルメール騎手の話】
強かったです。馬の上で良い気持ちでした。今日は良いスタートをしました。普段はちょっと出遅れるけど、今回は良いスタートから良いポジションが取れたので、道中はリラックスして走れました。大きな馬で飛びも大きいので、大外のポジションを進めて丁度良かったです。兄弟馬(リアファル)と似ています。体が大きく、フットワークも大きいです。 クリソベリルはよりダート馬っぽいので、大きなレースを勝てる手応えが得られました。

【全成績】
1着 クリソベリル(1.57.3)
2着 ヴァイトブリック(5馬身)
3着 バンローズキングス(2馬身1/2)
4着 エナキョウ(4馬身)
5着 メスキータ(1馬身1/2)
6着 ゴールドラグーン(1/2)
7着 ダイシンインディー(クビ)
8着 ナラ(3馬身)
9着 ベストプレゼント(大差)
10着 インペルフェット(5馬身)
11着 クウミリマ(2馬身1/2)
12着 フィエールデエス(5馬身)

【払戻金】
単勝
9 110円
複勝
9 100円
12 110円
5 1,010円
枠連複
7-8 130円
馬連複
9-12 130円
馬連単
9-12 170円
ワイド
9-12 120円
5-9 3,400円
5-12 6,420円
3連複
5-9-12 10,370円
3連単
9-12-5 26,980円

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。

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