七夕賞はハンデ頭ミッキースワローが重賞2勝目!

第55回七夕賞(G3､福島芝2000m､曇･稍重)は､ハンデ頭のミッキースワロー(牡5､美･菊沢)が差し切りを決め､セントライト記念以来となる重賞2勝目を挙げた｡また､鞍上の菊沢騎手は6回目の挑戦でうれしい重賞初勝利となった｡

ミッキースワローはマルターズアポジーがハイペースで逃げる展開の中､後方からレースを進める｡3～4コーナーに入ると菊沢騎手が押してスパートを開始｡4コーナーでは好位まで進出し､直線入口で早々と先頭へ｡最後はクレッシェンドラヴに差を詰められたものの､3/4馬身差で追撃を凌ぎ切った｡

2着はクレッシェンドラヴ｡道中はミッキースワローの直後を進み､勝負所から直線にかけてその後を追うように脚を伸ばしたものの､ミッキースワローを捕まえ切れなかった｡3馬身差の3着には先行して渋太く粘ったロードヴァンドールが入った｡1番人気のロシュフォールは後方からレースを進めたが､直線で伸びを欠いて11着に敗れた｡

【ミッキースワロー･菊沢騎手の話】
馬を信じて乗った結果なので､馬に感謝したいです｡2年ぶりに乗ることになったんですけど､2年前は自分の未熟さで力のある馬なのに結果を出せなかったので､今回は自分が馬の邪魔をしないようにと思って乗りました｡スワローに跨ったら緊張がほぐれて､(勝てて)良かったです｡上でも走っている馬なので､この馬と大きいところを目指して頑張っていきたいと思います｡

【全着順】
1着ミッキースワロー(1.59.6)
2着クレッシェンドラヴ(3/4)
3着ロードヴァンドール(3馬身)
4着ゴールドサーベラス(1/2)
5着アウトライアーズ(1馬身)
6着タニノフランケル(1/2)
7着クリノヤマトノオー(アタマ)
8着ソールインパクト(1/2)
9着ウインテンダネス(アタマ)
10着エンジニア(3/4)
11着ロシュフォール(ハナ)
12着カフェブリッツ(2馬身1/2)
13着マルターズアポジー(クビ)
14着ブラックスピネル(4馬身)
15着ベルキャニオン(1馬身3/4)
16着ストロングタイタン(クビ)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡