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穴ぐさ傾向と対策

札幌記念も5~8枠から勝ち馬が出る!?


先週(8月10日~11日)の穴ぐさは[3.6.10.98](複勝率16.2%)で、複勝回収率が109%でした。エルムSでは【C】評価だったハイランドピークが10番人気で②着に食い込みましたね。馬券を獲ったみなさん、おめでとうございました!

今週は札幌記念北九州記念という重賞が予定されていて、夏季競馬唯一のG2である札幌記念には、フィエールマンブラストワンピースペルシアンナイトワグネリアンというG1馬が出走予定です。フィエールマン凱旋門賞も予定しているとのことで、ここでどんなレースを見せるか、注目が集まっていますね。

札幌記念の登録頭数は15頭で、今年も多頭数になりそうです。今夏の札幌芝の特別競走では、頭数がある程度揃うと、真ん中から外枠の馬が勝っているので、そのデータをご覧ください。

【2019年の札幌芝の特別競走】
枠順 10頭立て以下 11頭立て以上
1枠 [3.0.1.2] [0.0.2.8]
2枠 [1.1.0.4] [0.2.0.8]
3枠 [0.1.0.5] [0.1.1.11]
4枠 [0.1.2.3] [0.2.1.11]
5枠 [1.1.2.2] [1.1.2.11]
6枠 [0.0.0.6] [3.1.0.12]
7枠 [1.0.1.7] [2.0.1.13]
8枠 [0.2.0.8] [2.1.1.12]

今夏の札幌芝の特別競走は14レースで、そのうち11頭立て以上だった8レースでは5~8枠の馬が勝利を収めています。馬番で記すと7~13番で、馬番6番以内の馬は[0.6.4.38]と勝てていません。

札幌芝の使用コースは、今週末からCコースに替わります。これによって傾向に変化が出る可能性もありますが、これまでは外からのマクり差しがよく決まっている印象があるので、札幌記念までに土日の馬場傾向を掴んで臨むようにしたいですね。

血統的には、父ノーザンダンサー系の馬が今夏の札幌芝の特別競走でまだ勝てていないので、ブラストワンピースペルシアンナイトにとっては気になるところでしょう。

【2019年の札幌芝の特別競走】
父系 着別度数
父サンデー系 [8.6.5.55]
父ミスプロ系 [5.4.2.29]
父グレイソヴリン系 [1.0.0.3]
父ノーザンダンサー系 [0.2.7.19]
父ロベルト系 [0.1.0.7]
上記5系統以外の父系 [0.1.0.8]

勝ち馬は、父サンデー系か父ミスプロ系か父グレイソヴリン系で、札幌芝1800m以上の特別競走(9レース)では、父サンデー系・6勝、父ミスプロ系・3勝となっています。父ミスプロ系で勝利した3頭のうち2頭は母父がサンデー系で、もう1頭は母母父がサンデー系なので、サンデー系の有無が重要という印象もありますね。

ちなみに、札幌記念が行われる札幌芝2000mは、今夏は9レースが行われ、馬体重に関してこんなデータがあります。

【2019年の札幌芝2000m戦】
馬体重 着別度数
マイナス体重 [7.4.4.35]
前走と同体重 [0.3.1.5]
プラス体重 [1.1.3.27]

先週のHTB賞ではプラス8kg(448kg)だったカウディーリョが優勝しましたが、それ以外の7頭の勝ち馬はマイナス体重でした。札幌芝2000m戦は、札幌記念前に、土曜日10R富良野特別(1勝クラス)と日曜日3R未勝利戦が予定されていますので、そこでの結果もチェックすることをオススメします。

今週末の芝は、札幌がCコースに替わり、新潟と小倉は先週までと同じくAコースでの施行予定です。8月17日~18日に行われる3場(新潟、小倉、札幌)の芝の使用コース特別競走での穴ぐさ成績は、次の通りです。

8月17日~18日
場所
新潟 Aコース・4週目
小倉 Aコース・4週目
札幌 Cコース・1週目

8月17日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 新発田城特別 [2.0.0.30]
新潟10R 麒麟山特別 [2.2.2.25]
新潟11R 日本海S [2.1.1.6]
小倉9R 英彦山特別 [0.2.0.4]
小倉10R 戸畑特別 [0.0.1.5]
小倉11R テレQ杯 [1.3.2.29]
札幌10R 富良野特別 [1.3.0.12]
札幌11R 札幌日刊スポーツ杯 [1.2.2.27]
札幌12R 石狩特別 [0.3.2.17]

8月18日
場所 レース名 穴ぐさ
成績
新潟9R 出雲崎特別 [0.1.1.19]
新潟10R 阿賀野川特別 [1.2.1.16]
新潟11R NST賞 [1.2.0.23]
小倉9R 天草特別 [1.0.2.21]
小倉10R 西部スポニチ賞 [0.0.0.6]
小倉11R 北九州記念 [2.0.1.35]
札幌9R クローバー賞 [1.2.1.9]
札幌10R 大通公園特別 [1.1.1.4]
札幌11R 札幌記念 [1.2.1.32]
札幌12R 小樽特別 [3.2.3.23]
※条件が過去とは異なるレースもあります。レース番号が変更になる場合もあります。

注目レース
クローバー賞(OP特別、札幌芝1500m)

クローバー賞での穴ぐさは[1.2.1.9](複勝率30.8%)で、複勝回収率は120%です。

馬券に絡んだ4頭は前走が③着以内で、4頭のうち3頭が地方所属馬だったので、前走好走馬は中央馬に限らずマークをしておきましょう。4頭は父か母父がヘイローの系統だったので、サンデー系だけでなく、タイキシャトル産駒やロージズインメイ産駒などにも注目しましょう。

注目レース
日本海S(3勝クラス、新潟芝2200m)

日本海Sでの穴ぐさは[2.1.1.6](複勝率40.0%)で、複勝回収率は196%です。

馬券圏内に入った4頭はいずれも社台ファームノーザンファームの生産で、4頭のうち3頭はニジンスキーサドラーズウェルズリアルシャダイという血脈を持っていました。スタミナがありそうなタイプが侮れないでしょう。

注目レース
大通公園特別(2勝クラス、札幌ダート1700m)

大通公園特別での穴ぐさは[1.1.1.4](複勝率42.9%)で、複勝回収率は121%です。

馬券に絡んだ3頭は父がサンデー系かミスプロ系の5歳馬で、馬体重が492~506kgでした。3頭は前走がダート1700mで馬券圏外でしたが、中3週以内の臨戦だったので、順調に使われている馬格のあるタイプは侮らないようにしましょう。

注目レース
富良野特別(1勝クラス、札幌芝2000m)

富良野特別での穴ぐさは[1.3.0.12](複勝率25.0%)で、複勝回収率は144%です。

連対した4頭はひと桁馬番で、いずれも父も母父もサンデー系ではない馬でした。4頭は前走⑤着以下でしたが、そのうち3頭は中3週以内の臨戦だったので、このレースも順調に使われているタイプの巻き返しに注意しましょう。

注目レース
石狩特別(1勝クラス、札幌芝1500m)

石狩特別での穴ぐさは[0.3.2.17](複勝率22.7%)で、複勝回収率は144%です。昨年はホッコーモモタンが9番人気で②着に入りました。

芝で馬券圏内に入った4頭は馬番10番以内で、芝1500mでの2頭は馬番4~6番でした。その2頭は前走も札幌芝1500mを走って4角10番手以下から差を詰めていた(⑤⑧着)ので、同コースを続けて使われている馬は前走着順で評価を下げすぎないようにしましょう。

注目レース
小樽特別(1勝クラス、札幌芝1200m)

小樽特別での穴ぐさは[3.2.3.23](複勝率25.8%)で、複勝回収率は130%です。昨年は【B】評価だったデルマキセキが②着、【C】評価だったティーカラットが③着に入る【穴ぐさダブル】でした。

芝1200mに限ると[2.2.1.10](複勝率33.3%)で、馬券に絡んだ5頭は3~4歳馬でした。5頭は父か母父がサンデー系かノーザンダンサー系で、父&母父がサンデー系&ノーザンダンサー系という馬が3頭います。5頭は中3週以内の臨戦で、4頭は前走が札幌芝で掲示板外に敗れていたので、順調に使われている馬は前走着順を気にしすぎないようにしましょう。

注目レース
英彦山特別(1勝クラス、小倉芝2000m)

英彦山特別での穴ぐさは[0.2.0.4](複勝率33.3%)で、複勝回収率は101%です。

連対した2頭は前走も小倉芝2000mで走って馬券圏外でしたが、0秒2~0秒4差でした。2頭は母父がサンデー系で、前走着差の小さいサンデー系内包馬がいたらマークしておきましょう。

ちなみに…
札幌記念での穴ぐさは[1.2.1.32]で、北九州記念では[2.0.1.35]です。昨年の北九州記念では【A】評価だったラブカンプーが7番人気で③着に入りました。

過去10年の札幌記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が7頭いて、そのうち5頭が6~8歳だったので、ベテランが侮れないでしょう。7頭のうち父サンデー系は1頭だけで、6頭は父がミスプロ系かノーザンダンサー系となっています。

7頭は馬体重が472~526kgで、そのうち5頭は前走比でマイナス体重で、残りの2頭は前走と同体重でした。7頭は中4週以上で、休み明けの馬が3頭いるので、間隔が開いていてもきっちり作られてきたタイプを狙いましょう。

過去10年の北九州記念では7番人気以下で③着以内に入った馬が11頭いて、そのうち10頭は4~8枠でした。同じく11頭のうち10頭は中6週以内の臨戦で、2012年以降に激走した9頭のうち8頭は小倉芝1200mで③着以内の好走歴があったので、順調に使われているコース実績馬を見逃さないようにしましょう。

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