紫苑Sはパッシングスルーが大接戦を制して重賞初制覇!

第4回紫苑S(G3､中山芝2000m､晴･良)は､メイクハッピーが逃げる展開で好位から進めたパッシングスルー(牝3､美･黒岩)､フェアリーポルカ､カレンブーケドールの3頭が直線で叩き合いを演じ､大接戦の末､大外のパッシングスルーが1勝クラスから連勝で重賞初制覇を果たした｡

ハナ差の2着は直線で内を突いて伸びたフェアリーポルカで､ルーラーシップ産駒がワンツー｡1番人気のカレンブーケドールは2番手から早め先頭で押し切りを図るも､パッシングスルーとフェアリーポルカに伸び負けして3着に敗れた｡

4着は後方から外を回って伸びた3番人気のレッドベルディエス､5着は内を通って差し込んだフィリアプーラだった｡

【パッシングスルー･戸崎騎手の話】
レースが終わって勝ったかなと思いましたが､レース映像を見たらヒヤヒヤでした(笑)｡大外枠でしたが､スタートが良くて二の脚もついて3番手になりました｡その後も終始､手応えが良くて､自分が仕掛け所を間違えなければ､という感じでした｡とても乗りやすくて､牝馬のわりにパワーもあって楽しみな馬だと思いますし､(G1でも)期待してもらいたいと思います｡

【全着順】
1着パッシングスルー(1.58.3)
2着フェアリーポルカ(ハナ)
3着カレンブーケドール(1/2)
4着レッドベルディエス(1馬身1/4)
5着フィリアプーラ(3/4)
6着ローズテソーロ(1馬身1/4)
7着エアジーン(クビ)
8着クールウォーター(1/2)
9着スパークオブライフ(1馬身1/2)
10着グラディーヴァ(クビ)
11着アップライトスピン(1馬身1/4)
12着メイクハッピー(1馬身1/4)
13着トーセンガーネット(1/2)
14着レオンドーロ(1馬身1/4)
15着ウエスタンランポ(5馬身)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡