愛チャンピオンSはマジカルが人気に応えて優勝! ディアドラは4着

アイリッシュチャンピオンS(G1､愛･レパーズタウン芝2000m)は､R.ムーア騎手騎乗で国内オッズ1番人気に推されたマジカル(牝4､愛･A.オブライエン)が先行策から押し切り､G1･3勝目を飾った｡

ペースメーカーのハンティングホーンが馬群を引っ張る形で､2番手にマジカル､エラーカム､アンソニーヴァンダイク､マジックワンドが続く｡出遅れたヘッドマンが最後方で､ディアドラはその前あたりに付けた｡

直線入口で馬群が一団となり､マジカルが悠然と前に並びかけて先頭に立つと､後続との差を拡げにかかる｡エラーカムはそれに並びかけていったが､そこから失速気味に｡代わってマジックワンド､アンソニーヴァンダイクが伸びてきたが､マジカルは後続を突き放してゴールに飛び込んだ｡

2着はマジックワンド､3着はアンソニーヴァンダイク｡ディアドラは前走と同様に直線で内を突いたが進路がなく､外に持ち出して猛然と追い込んで4着に入った｡

橋田師のコメント
「状態も気配も良い感じでしたが、直線で内が開かずに外へ切り替えた分、遅れてしまいました。負けはしましたが、良い競馬ができたので、それを踏まえて今後のことはまた考えます。ご声援ありがとうございました」

O.マーフィー騎手のコメント
「良く走ってくれました。ペースも速く厳しいレースで、そして直線でスペースがなくなってしまいました。もっと差を詰められたと思います。ベストを尽くしましたが、勝てなくてごめんなさい。応援ありがとうございました」

【全着順】
1着マジカル(2.06.49)
2着マジックワンド(2馬身1/4)
3着アンソニーヴァンダイク(アタマ)
4着ディアドラ(1/2)
5着ヘッドマン(1/2)
6着マッドムーン(1馬身1/4)
7着エラーカム(2馬身1/4)
8着ハンティングホーン(1/2)