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凱旋門賞はヴァルトガイストが制覇! エネイブルは2着! 日本馬はキセキが7着、ブラストワンピースが11着、フィエールマンが12着

写真/森鷹史


6日、第98回凱旋門賞(G1、パリロンシャン芝2400m)が行われ、中団を追走したヴァルトガイスト(牡5、仏・A.ファーブル)が直線で馬場の中央を伸び、先行押し切りを図ったエネイブルを最後に差し切って優勝した。ヴァルトガイストは通算9勝目で、G1は4勝目。凱旋門賞は初制覇で、鞍上のP.ブドー騎手も凱旋門賞は初優勝。管理するA.ファーブル調教師は8度目の凱旋門賞制覇となった。

エネイブルは3~4番手追走から直線で抜け出し、追いすがってきたソットサスとジャパンを引き離してゴールを目指したが、離れた位置を差してきたヴァルトガイストに残り100mで並ばれ、そのまま抵抗できず2着に敗れた。

3着はソットサスとジャパンの争いになり、ソットサスが半馬身差で抑えて3着となった。4着がジャパンで、離れた5着がマジカルだった。

日本から参戦した3頭は重い馬場を苦にしたか、途中から行きっぷりが良くなく、キセキが中団追走も直線で伸びが見られず7着、ブラストワンピースは中団追走も途中から川田騎手が促す形になって伸びず11着、フィエールマンは好位のインを追走したが、フォルスストレートから遅れて最後は流して12着に敗れた。

【全着順】
1着ヴァルトガイスト(2.31.97)
2着エネイブル(1馬身3/4)
3着ソットサス(1馬身3/4)
4着ジャパン(1/2)
5着マジカル(6馬身)
6着ソフトライト(3馬身1/2)
7着キセキ(8馬身)
8着ナガノゴールド(4馬身1/2)
9着フレンチキング(4馬身1/2)
10着ガイヤース(2馬身1/2)
11着ブラストワンピース(ハナ)
12着フィエールマン(15馬身)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。

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