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クラシックホース不在の奇数年なら!? 今週は菊花賞、富士S!


今週は東京で第22回富士S(G3、東京芝1600m)、京都で第80回菊花賞(G1、京都芝外3000m)が行われる。

先週の秋華賞は桜花賞馬(グランアレグリア)もオークス馬(ラヴズオンリーユー)も不在だったが、神戸新聞杯で圧勝したサートゥルナーリア天皇賞・秋に向かう予定、ダービー馬ロジャーバローズは引退したため、菊花賞もクラシックホース不在となった。ただし、このケースは菊花賞では珍しくなく、1990年以降では8回あり、勝ち馬は以下の通り。

馬名皐月賞ダービー
90メジロマックイーン不出走不出走
91レオダーバン不出走②着
97マチカネフクキタル不出走⑦着
04デルタブルース不出走不出走
08オウケンブルースリ不出走不出走
10ビッグウィーク不出走不出走
13エピファネイア②着②着
15キタサンブラック③着⑭着

このように、偶数年は春の牡馬クラシックに不出走だった馬が勝利(4勝)、奇数年皐月賞ダービーに出走歴があってどちらかで⑦着以内だった馬が勝利(4勝)していて、まったくの五分だが、この法則通りなら今年(2019年)の優勝馬は後者に潜んでいることになる。

今年、皐月賞ダービーで⑦着以内だったのはヴェロックス(皐月賞②着、ダービー③着)、タガノディアマンテ(皐月賞⑥着)、ニシノデイジー(ダービー⑤着)の3頭で、ヴェロックスは1番人気と予想される。今回は近3走(②③②着)で先着を許したライバル3頭(サートゥルナーリアロジャーバローズダノンキングリー)が不在となれば、最後の一冠制覇のチャンス大だろう。

ニシノデイジーは2歳時②①①①③着、3歳時④⑰⑤⑤着と今年になって精彩を欠いているが、ダービーヴェロックスとは0秒1差、前走のセントライト記念も内前有利な展開で後方から外を回って掲示板を確保していて、今回のメンバーなら地力上位と言える。16年サトノダイヤモンド、18年フィエールマンを勝利に導いているルメール騎手との新コンビで最後の一冠奪取を狙う。

一方、春の牡馬クラシック不出走のグループでは、神戸新聞杯③着のワールドプレミア阿寒湖特別①着のヒシゲッコウ阿賀野川特別圧勝のホウオウサーベルあたりが上位人気候補か。

ワールドプレミアは近2走(②③着)でヴェロックスに先着されているが、前走の神戸新聞杯サートゥルナーリアと同じメンバー中最速タイの上がり32秒3を計時し、力のあるところを見せた。京都芝は①③①着で、外回りコースだと2戦2勝神戸新聞杯はテンションが高めだったので、落ち着いて臨めるかがカギになりそうだが、京都替わりはプラスのはずで、逆転Vを目論む。

ヒシゲッコウはG1馬ステルヴィオの弟で、2年前の勝ち馬キセキと同じルーラーシップ産駒ホウオウサーベルは08年以降、4頭が出走して①②③③着といずれも好走している阿賀野川特別の連対馬だから侮れないだろう。勝てば09年スリーロールス以来、10年ぶりの条件戦から連勝での菊制覇となるが、果たして!?

その他、セントライト記念②③着のサトノルークスザダル神戸新聞杯④着のレッドジェニアルなど、計22頭が登録している。

富士Sはマイルで5戦5勝のアドマイヤマーズヴィクトリアマイルをレコードで制したノームコアがここで始動する。G1馬の対決に注目が集まりそうだ。


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