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JBCレディスクラシックはヤマニンアンプリメがJpn1初挑戦で初制覇!
写真/瀬戸口翔
JBCレディスクラシック(Jpn1、浦和ダート1400m、晴・重)は、武豊騎手騎乗で単勝3番人気のヤマニンアンプリメ(牝5、栗・長谷川)が差し切り、Jpn1初挑戦で初制覇を飾った。
スタート直後から激しい先行争いが繰り広げられ、ゴールドクイーン、アップトゥユー、タイセイラナキラなどが前へ。各馬が内に殺到し、タイセイラナキラが内に斜行したことで最内枠のモンペルデュがラチにぶつかる形で戸崎騎手が落馬、競走中止となった。
前はゴールドクイーンがハナ、2番手にアップトゥユーが続き、1番人気ファッショニスタがその外へ。ヤマニンアンプリメは中団外目、レッツゴードンキはシンガリからの競馬となった。
勝負所でゴールドクイーンが後続との差を拡げたところで、ヤマニンアンプリメが一気に進出し、4角で前に並びかける。直線では2頭の脚色の差は歴然で、食い下がるゴールドクイーンをヤマニンアンプリメが突き放し、2馬身差を付けて悠々とゴールに入った。
2着はゴールドクイーン、ファッショニスタは勝負所で前との差を拡げられ、後続の追撃は振り切ったものの3着まで。先団から脚を伸ばしたラーゴブルーが4着で、これが地方馬最先着。レッツゴードンキは後方から伸びるも6着に敗れた。
【ヤマニンアンプリメ・武豊騎手の話】
(JBC通算10勝目で)非常に嬉しいです。ここに来るまでは忘れていたのですが、ここを勝つと交流Jpn1完全制覇だよ、と言われて、なおさら勝ちたいなと思いました。(来年はJBCのカテゴリが増えるが)まずは完全制覇できたので、来年もそれにトライしたいですね。
初めて騎乗させていただいたのですが、状態の良さは返し馬で伝わってきましたし、非常にいい仕上がりだと思ったので、あとは展開をしっかり見ながら乗ろうと思いました。馬も(浦和が)二度目ということで、冷静に走ってくれました。今年はJBCが浦和で開催されるということで、非常に多くのお客さんが詰めかけてくださって、僕もアメリカから駆けつけて、間に合って良かったです(笑)。
【全着順】
1着ヤマニンアンプリメ(1.24.5)
2着ゴールドクイーン(2馬身)
3着ファッショニスタ(6馬身)
4着ラーゴブルー(1馬身1/2)
5着ミッシングリンク(2馬身)
6着レッツゴードンキ(1/2)
7着サラーブ(2馬身1/2)
8着アップトゥユー(3/4)
9着ストロングハート(1馬身1/2)
10着ミッキーオフィサー(3馬身)
11着タイセイラナキラ(3/4)
中止モンペルデュ
【払戻金】
単勝
3 450円
複勝3 120円
5 140円
11 100円
枠連複3-5 610円
馬連複3-5 1010円
枠連単3-5 1180円
馬連単3-5 2280円
ワイド3-5 320円
3-11 160円
5-11 220円
3連複3-5-11 570円
3連単3-5-11 5080円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。