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浦和記念はケイティブレイブが後続を3馬身差突き放して快勝!
写真/佐々木光

11月28日(木)、第40回浦和記念(Jpn2、浦和ダート2000m、曇・重)が行われ、スミヨン騎手から御神本騎手に乗り替わりとなったケイティブレイブ(牡6、栗・杉山)が、直線で後続を3馬身差突き放す強い競馬で快勝。2016年に続き、本レース2度目の制覇を飾った。
好スタートから先手を奪ったのはアイファーイチオー。直後の内をマイネルバサラが追走、ケイティブレイブは1周目の3コーナー過ぎからスッと動き、その外の3番手に付けた。2馬身切れてアナザートゥルース、デルマルーヴル、その後ろにロードゴラッソ、センチュリオン、オールブラッシュ、ヤマノファイトが中団馬群を形成し、やや縦長の展開に。
向こう正面中間点をすぎたあたりからケイティブレイブがジワッと仕掛けて、3コーナーあたりで早くも手応えの怪しくなったアイファーイチオー、マイネルバサラに替わって先頭に立つ。後続馬も一斉に仕掛け、各馬の鞍上の手が激しく動き始めた。
直線に向くと、もうそこからはケイティブレイブの一人舞台。一気に後続を突き放すと、そのまま3馬身差のセイフティリードを保って先頭ゴール。過去最長の間隔となるドバイWC以来10ヵ月ぶりの実戦や、鞍上の乗り替わりなどの不安点を笑い飛ばすかのような強い競馬だった。
2着はアナザートゥルース、激しい追い比べとなった3着争いはロードゴラッソに軍配、クビ差の4着はデルマルーヴル。5着は地元のセンチュリオンで、これが地方馬最先着。もう1頭の中央馬アイファーイチオーは9着という結果となった。
【ケイティブレイブ・御神本騎手の話】
無事スミヨン騎手の代役を果たせてホッとしています。ドバイ遠征からの休み明けですが、厩務員が手をかけて大事に育てているのが分かりましたし、返し馬でもこれならば走れるという手応えがありました。浦和は小回りなので内に挟まれないように、最初の3コーナーで外に出してあとは馬のリズムを大事に騎乗しました。道中も手応えが良かったし、内にデルマルーヴルがいたのも見えていたので、うまく作戦どおりに運べました。年齢的なものはありますが、今後もまだ活躍してくれると思います。
【全成績】
1着 ケイティブレイブ(2.05.4)
2着 アナザートゥルース(3馬身)
3着 ロードゴラッソ(3/4)
4着 デルマルーヴル(クビ)
5着 センチュリオン(3馬身)
6着 ヤマノファイト(1馬身1/2)
7着 マイネルバサラ(2馬身)
8着 オールブラッシュ(4馬身)
9着 アイファーイチオー(4馬身)
10着 キングニミッツ(3馬身)
11着 バイタルフォース(2馬身1/2)
12着 ナラ(3馬身)
【払戻金】
単勝
1 460円
複勝1 220円
7 150円
5 210円
枠連複1-6 1,600円
馬連複1-7 1,180円
枠連単1-6 3,080円
馬連単1-7 2,150円
ワイド1-7 510円
1-5 720円
5-7 540円
3連複1-5-7 2,250円
3連単1-7-5 10,250円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。