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無敗の2歳女王誕生なるか!? 今週は阪神JF、カペラS、中日新聞杯!
今週は第71回阪神JF(G1、阪神芝外1600m)、第12回カペラS(G3、中山ダート1200m)、第55回中日新聞杯(G3、中京芝2000m)が行われる。
阪神JFは19頭が登録していて、重賞勝ち馬はウーマンズハート、リアアメリア、レシステンシアの3頭となる。いずれもデビューから新馬戦→重賞を制して2戦2勝。現コースに替わった06年以降、10年レーヴディソール、11年ジョワドヴィーヴル、13年レッドリヴェール、16年ソウルスターリング、17年ラッキーライラックが無敗の2歳女王に輝いたが、今年、これらに続く馬は現れるだろうか。
リアアメリアは阪神芝外1600mの新馬戦で8馬身差の圧勝という衝撃のデビューを飾り、約5ヵ月ぶりで臨んだ前走のアルテミスSは出遅れも何のその、メンバー中最速の上がり33秒0で大外からまとめて差し切った。決め手は今回のメンバーでも上位だろう。中内田厩舎のディープインパクト産駒は昨年、ダノンファンタジーが勝利しているが、今年は!?
ウーマンズハートは新潟芝外1600mで2戦2勝。いずれもメンバー中最速の上がり(32秒0~32秒8)を計時していて、決め手はリアアメリアと互角か、それ以上という可能性も。13年ハープスターは新潟2歳Sでメンバー中最速の上がり32秒5で①着→阪神JF②着(ハナ差)。ハープスターを物差しにすれば、ここは間違いなく有力候補の1頭だろう。
レシステンシアは京都芝1400mで2戦2勝。ファンタジーSの勝ち時計1分20秒7は06年アストンマーチャン(阪神JFでウオッカとクビ差の②着)の1分20秒3に次ぐ史上2位で、価値があるだろう。母系にサドラーズウェルズの血を内包しているダイワメジャー産駒というのは15年①着メジャーエンブレムと共通していて、前走のパフォーマンスや血統構成から初のマイル戦でも侮れない。
その他、サウジアラビアロイヤルC②着のクラヴァシュドール、ファンタジーS④着のヤマカツマーメイド、サフラン賞①着のマルターズディオサ、アルテミスS⑤⑥着のオータムレッド、ルーチェデラヴィタ、アイビーS②着のクリスティ、もみじS②着のロータスランドなど。
カペラSは連覇が懸かるコパノキッキングなど19頭、中日新聞杯はアンドロメダSで古馬を下して勝利したマイネルサーパスなど16頭が登録している。