クイーン賞はクレイジーアクセルが逃げ切り勝ち!

11日(水)､第65回クイーン賞(地方交流Jpn3､船橋ダート1800m､雲･稍重)が行われ､最内枠からハナを奪ったクレイジーアクセル(牝4､大井･渡邉和)が直線で後続を突き放し､1分53秒6(稍重)で押し切って優勝した｡

クレイジーアクセルに騎乗した吉原寛騎手はスタートを決めると迷わずハナを切り､2～3番手にラインカリーナとプリンシアコメータが付けた｡それらを見る位置にミッシングリンクが続き､トーセンガーネットは中団､アンデスクイーンは後方追走となった｡

3～4角で岩田康騎手のプリンシアコメータが先頭に並びかけようとしたがクレイジーアクセルは譲らず､そのまま直線に向くと､クレイジーアクセルが後続との差を拡げた｡プリンシアコメータが追いすがり､ラインカリーナとミッシングリンクも粘り､外からはアンデスクイーンが脚を伸ばしてきたが､クレイジーアクセルはすでにセーフティリードを作っていて､そのままゴールを駆け抜けた｡

2馬身半差の2着にはプリンシアコメータが入り､最後に差し返すように盛り返したラインカリーナが3着となった｡3着からクビ差の4着がミッシングリンクで､アンデスクイーンは5着までだった｡

【クレイジーアクセル･吉原寛騎手の話】
枠順も良かったですし､レース前に雨が降って馬場の内側が軽い状態になってくれて､行くしかないという気持ちでした｡ゲートだけ気をつけて､しっかりと出てくれました｡向こう正面でも(他馬が)並びにくる感じだったんですけれど､ペースを上げてクレイジーの得意なレースに持ち込もうとして､上手く(斤量)52kgも活かして結果を出すことができて良かったです｡本当に一生懸命に走ってくれました｡僕の話になるんですけれど､3月に結婚をしまして､内助の功もあって良い成績になりましたし､精神的にも安定して結果を出せるようになったので､これからも頑張りたいと思います｡

【全着順】
1着クレイジーアクセル(1.53.6)
2着プリンシアコメータ(2馬身1/2)
3着ラインカリーナ(1/2)
4着ミッシングリンク(クビ)
5着アンデスクイーン(クビ)
6着ナムラメルシー(1馬身)
7着アルティマウエポン(1馬身1/2)
8着オルキスリアン(アタマ)
9着スターレーン(2馬身1/2)
10着トーセンガーネット(3馬身)
11着ナムラアヴィ(1馬身1/2)
12着ナラ(1馬身)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡