朝日杯FSはサリオスがレースレコードで無敗の2歳王者に輝く!

第71回朝日杯FS(G1､阪神芝1600m､晴･良)は､ムーア騎手騎乗で1番人気に推されたサリオス(牡2､美･堀)が好位から抜け出し､1分33秒0のレースレコードで無敗の2歳王者に輝いた｡

ビアンフェが速い流れで牽引する中､サリオスは好位を進む｡直線に入り､残り300m付近で逃げ込みを図るビアンフェに並びかけ､残り200mあたりで先頭へ｡あとは追いすがる後続との差をジワジワと広げ､最後は2馬身半差を付けて悠々とゴールを駆け抜けた｡

2着は中団から外を回って伸びたタイセイビジョン｡3着には後方2番手から追い込んだグランレイが入り､4着タガノビューティー､5着プリンスリターンも後方待機組で､サリオス以外は追い込み馬が掲示板を占めたが､3番人気のレッドベルジュールは出遅れて追い込み切れず10着に敗れた｡

【サリオス･ムーア騎手の話】
良い馬に乗せてもらえて光栄です｡(レースレコードだが)馬場も速いんですけど､コーナーでも幼さを見せたりしていて､まだ良くなると思います｡血統も良いですし､性格も頭も良くて､体もでき上がっているので､このままの状態を維持できれば将来も楽しみだと思います｡

【全着順】
1着サリオス(1.33.0)
2着タイセイビジョン(2馬身1/2)
3着グランレイ(1馬身1/4)
4着タガノビューティー(クビ)
5着プリンスリターン(1馬身1/4)
6着ジュンライトボルト(クビ)
7着ビアンフェ(アタマ)
8着ラウダシオン(1/2)
9着ウイングレイテスト(2馬身)
10着レッドベルジュール(ハナ)
11着トリプルエース(クビ)
12着カリニート(3馬身)
13着マイネルグリット(5馬身)
14着エグレムニ(クビ)
15着メイショウチタン(4馬身)
16着ペールエール(3馬身)

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡