独自視点で穴馬推奨!競馬予想支援情報【サラブレモバイル】

サラブレモバイル

メニュー

ログイン

競馬ニュース

有馬記念はリスグラシューが有終の美を飾る優勝!

写真/川井博


第64回有馬記念(G1、中山芝2500m、曇・良)は、ハイペースとなって差し馬台頭の展開となり、後方のインを追走して直線で外に持ち出されたリスグラシュー(牝5、栗・矢作)が快勝した。リスグラシューは通算7勝目で、G1は4勝目。引退レースを勝利で飾った。

2着にはサートゥルナーリアが入り、3着は大外からワールドプレミアが差し込んだ。1番人気だったアーモンドアイは中団追走から早めに動いたものの直線で脚が止まり、他馬に交わされて初めて掲示板外(9着)に敗れた。

レースはアエロリットがハイペースで飛ばし、離れた2~4番手にスティッフェリオ、クロコスミア、アルアインが続いた。先行馬を見る位置にエタリオウ、スワーヴリチャード、アーモンドアイ、ヴェロックス、スカーレットカラーが続き、後方寄りにフィエールマン、リスグラシュー、サートゥルナーリア、キセキらが追走し、シュヴァルグラン、レイデオロ、ワールドプレミアが後方に控えた。

アエロリットの大逃げの形になり、3~4コーナーからアーモンドアイ、フィエールマン、サートゥルナーリアらが進出し、直線での差し比べとなった。アーモンドアイが先に先頭に躍り出ようとするが、外から脚を伸ばしてきたフィエールマンやサートゥルナーリアの脚色が良く、さらにその後から仕掛けられたリスグラシューが鋭伸してくる。

サートゥルナーリアが先頭に立ったところをリスグラシューが勢い良く交わし、差を拡げていく。後方からワールドプレミアが脚を伸ばしてきたが、リスグラシューはすでにセーフティリードを作っており、最後は5馬身もの差を付けて快勝した。勝ち時計は2分30秒5(良)。

2着争いは際どくなったが、サートゥルナーリアが2着に入り、クビ差の3着がワールドプレミアだった。フィエールマンが4着で、5着には後方から差してきたキセキが入った。

【リスグラシュー・レーン騎手の話】
(リスグラシューに)騎乗するのが3度目で、宝塚記念、コックスプレートと勝ち、矢作先生から「さらに成長している」と聞いていましたので、今日は強いメンバーが相手でしたが、自信を持って騎乗しました。今日は流れが速くなるのではないかと予想して、その通りになり、内ラチ沿いにロスなくポジションを取ることができました。直線ではスペースを取ることができ、馬の能力もあって良いレースができました。これほどの素晴らしい有馬記念というレースに、素晴らしいG1馬に騎乗させていただき、皆様に感謝しています。

【全着順】
1着リスグラシュー(2.30.5)
2着サートゥルナーリア(5馬身)
3着ワールドプレミア(クビ)
4着フィエールマン(1馬身1/2)
5着キセキ(クビ)
6着シュヴァルグラン(1馬身3/4)
7着レイデオロ(1馬身1/4)
8着ヴェロックス(1馬身)
9着アーモンドアイ(ハナ)
10着エタリオウ(クビ)
11着アルアイン(2馬身1/2)
12着スワーヴリチャード(5馬身)
13着スティッフェリオ(2馬身1/2)
14着アエロリット(6馬身)
15着スカーレットカラー(1馬身3/4)
16着クロコスミア(クビ)

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。

TOPページに戻る