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東京大賞典はオメガパフュームが連覇達成!
写真/川井博
第65回東京大賞典(G1、大井ダート2000m、晴・稍重)は、上位3頭が単勝オッズで2~3倍台に収まる三つ巴の様相となり、そのうちの1頭、M.デムーロ騎手騎乗で2番人気に推されたオメガパフューム(牡4、栗・安田翔)が13&14年ホッコータルマエ以来となる連覇を果たし、今年の帝王賞に続き、得意の大井ダート2000mでG1(Jpn1)3勝目を挙げた。
レースはアポロテネシーがハナを切り、ケイティブレイブが2番手、その直後にゴールドドリーム、ロンドンタウン、ロードゴラッソと続く。少し離れて先行集団を見る位置でオメガパフューム、ノンコノユメが追走、モジアナフレイバーが中団を進む。
3~4コーナーでオメガパフュームが手応え良く進出し、これをマークするようにモジアナフレイバーもポジションを押し上げる。直線に入ると、ゴールドドリームがアポロテネシー、ケイティブレイブを交わして早々と先頭へ。だが、ゴールドドリームの外から脚色で勝るオメガパフュームが抜け出す。
脚色が鈍ったゴールドドリームの内からノンコノユメが脚を伸ばし、オメガパフュームの外からモジアナフレイバーもジリジリを差を詰めるが、オメガパフュームが追撃を凌いで先頭でゴールを駆け抜けた。
2着はノンコノユメ、3着はモジアナフレイバーで、地元・大井の2頭が馬券圏内入りを果たした。1番人気のゴールドドリームは最後に甘くなって4着、3番人気のケイティブレイブは直線失速で8着に敗れた。
【オメガパフューム・M.デムーロ騎手の話】
(連覇だが)とてもうれしいです、最高です。いつもよりスタートが良かったんですが、あまり前には行きたくないので、向正面はゴールドドリームを見ながら運びました。3~4コーナーはすごい手応えだったので、今日は負けないと思いました。先頭に立ってフワッとしましたが、内から馬が来るともう一度伸びてくれました。連覇は難しいので、とてもプレッシャーがありましたが、浦和(JBCクラシック)のリベンジができましたし、勝てて良かったです。
【全着順】
1着オメガパフューム(2.04.9)
2着ノンコノユメ(1馬身)
3着モジアナフレイバー(2馬身)
4着ゴールドドリーム(1/2)
5着ロードゴラッソ(3馬身)
6着サノサマー(2馬身1/2)
7着バルダッサーレ(3馬身)
8着ケイティブレイブ(4馬身)
9着アポロテネシー(1馬身1/4)
10着サンドプラチナ(3馬身1/2)
11着ウマノジョー(3馬身1/2)
12着ゴーディー(7馬身)
13着ロンドンタウン(6馬身)
【払戻金】
単勝
9 280円
複勝9 150円
10 390円
5 320円
枠連複10 390円
5 320円
6-7 4030円
馬連複9-10 4100円
枠連単6-7 5480円
馬連単9-10 5240円
ワイド9-10 830円
5-9 600円
5-10 2150円
3連複5-9 600円
5-10 2150円
5-9-10 7550円
3連単9-10-5 38690円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。