佐賀記念はナムラカメタローが3連勝で重賞初制覇!

2月11日(火)､第47回佐賀記念(Jpn3､佐賀ダート2000m､曇･良)が行われ､石川騎手騎乗で単勝2番人気のナムラカメタロー(牡4､美･稲垣)がロードゴラッソとの追い比べを制して優勝し､3連勝で重賞初制覇を果たした｡

レースはラインカリーナが逃げ､2番手にナムラカメタロー､好位の内にロードゴラッソ､差がなくテルペリオン､ノーヴァレンダが続き､JRA勢5頭が先行集団を形成する｡地元･佐賀のグレイトパール､ウノピアットブリオはそれに離されまいと付いて行く｡

3～4コーナーでは､テルペリオンが置かれ始めるが､前ではラインカリーナに外からナムラカメタロー､内からロードゴラッソが並びかけ､ノーヴァレンダもシュタルケ騎手がムチを入れて前を追う｡

だが､鞍上の手が激しく動くラインカリーナ､ロードゴラッソ､ノーヴァレンダとは対照的に､手応え抜群だったのがナムラカメタロー｡直線入口で石川騎手が仕掛けると力強く伸びる｡内のロードゴラッソも負けじと脚を使って伸びるが､ナムラカメタローがこれに競り勝って先頭でゴールを駆け抜けた｡

ロードゴラッソは半馬身差で2着｡3馬身差の3着には渋太く伸びたノーヴァレンダが入った｡ラインカリーナが4着､テルペリオンが5着で､JRA勢が掲示板を独占｡地方馬の最先着は6着グレイトパールだった｡

【ナムラカメタロー･石川騎手の話】
去年の夏からコンビを組ませていただいて､ずっと期待に応えてくれているので､今日も自信を持って乗りました｡先行力と器用さが武器です｡佐賀競馬で騎乗するのは初めてで､自分なりに研究して､佐賀記念の傾向がナムラカメタローにマッチすると思っていました｡正攻法の競馬で､2番手でソツなく運んで強い競馬だったと思います｡ここまで結果を出してくれる馬はなかなかいません｡成長力があって､今後にも期待が持てると思います｡

【全着順】
1着ナムラカメタロー(2.06.7)
2着ロードゴラッソ(1/2)
3着ノーヴァレンダ(3馬身)
4着ラインカリーナ(2馬身1/2)
5着テルペリオン(1馬身)
6着グレイトパール(クビ)
7着ウノピアットブリオ(大差)
8着ドリームリヴァール(4馬身)
9着コウエイワンマン(6馬身)
10着スーパーノヴァ(クビ)
11着ホワイトウィングス(3/4)
12着ラモントルドール(9馬身)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡