5月27日に行われたさきたま杯(Jpn2、浦和ダート1400m、晴・良)は、森泰斗騎手騎乗で単勝7番人気のノボバカラ(牡8、栗・森)が制した。

ノブワイルドが出ムチを入れてハナに立ち、2番手にサイタスリーレッドが付けて、隊列はすんなりと決まる。ノボバカラは先団インに付け、2番人気ブルドッグボスはその直後、1番人気ジャスティンは坂井騎手の手が動きながらの追走で、中団からの競馬になった。

勝負所でノブワイルドが後続との差を拡げ、3馬身ほどのリードをとって直線へ。逃げ切りを図るノブワイルドに対し、直線入口で2番手に上がったノボバカラが猛然と襲いかかり、ゴール前でノボバカラが差し切った。

2着はノボバカラに連れて伸びたブルドッグボス、3着にノブワイルドが粘り込み、浦和・小久保智厩舎の2頭が2&3着を占める形。それ以外の中央勢はブルベアイリーデが4着、ジャスティンが5着、ゴールドクイーンは8着に敗れた。

ノボバカラは16年12月のカペラS以来となる重賞制覇で、重賞は4勝目となった。

【ノボバカラ・森泰斗騎手の話】
初めて乗せていただいたのですが、大人しくて、素直で、さすがベテランだな、という印象でした。前との比較はつかないのですが、返し馬の時点から力強さがあって、雰囲気もあって、体調がすごく良かったんだと思います。いいタイミングで乗せていただきました。

スタートが素晴らしくて、内ラチ沿いが取れたのが大きいですし、内枠の馬がもたもたしたので、そういった展開を味方に付けられたと思います。最後は交わしてくれ、と願っていました。勝ち時計を含めて優秀だと思いますし、まだまだ頑張れる馬だと思います。

【全着順】
1着ノボバカラ(1.25.8)
2着ブルドッグボス(1馬身)
3着ノブワイルド(1馬身)
4着ブルベアイリーデ(3/4)
5着ジャスティン(1馬身)
6着コパノチャーリー(5馬身)
7着キャプテンキング(3/4)
8着ゴールドクイーン(5馬身)
9着サイタスリーレッド(2馬身)
10着ウインオスカー(1/2)
11着ペイシャゲラン(1/2)
12着キタノイットウセイ(大差)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。