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関東オークスはレーヌブランシュが力強い末脚を繰り出し重賞初制覇!
写真 / 佐々木光
6月10日(水)、第56回関東オークス(地方交流Jpn2、川崎ダート2100m、晴・良)が行われ、松山騎手騎乗で単勝2番人気のレーヌブランシュ(牝3、栗・橋口)が、直線で力強い末脚を繰り出し先頭ゴール。嬉しい重賞初制覇を飾った。
スタート直後から押してポジションを取りに行ったレーヌブランシュだったが、外からアールクインダムとアクアリーブルが上がってくると、スッと下げて3番手の好位での追走となった。これら3頭の直後にクリスティ、1番人気のセランは5番手からの追走。そこから2馬身切れてミステリーベルン、ルイドフィーネ、テーオーブルベリー、ノラ、バブルガムダンサーといったあたりが続き、先頭からシンガリまでおよそ15~16馬身差の縦長の展開となった。
3コーナーで勢いをつけたアクアリーブルが直線入り口で一旦は先頭に立つ。しかし、すぐにその外からレーヌブランシュが馬体を併せて2頭による叩き合いとなったが、力強い手応えで伸びたレーヌブランシュが最後は1馬身半差抜け出して先頭でゴール。鞍上の松山騎手は先日のデアリングタクトで制したオークスに続き、砂のオークスも制覇となった。
2着は2012年に本レースを制した母アスカリーブルとの母娘制覇の期待がかかっていた地元勢のアクアリーブル。3着にはクリスティ、4着にルイドフィーネ、5着にセラン。もう1頭のJRA馬アールクインダムは8着という結果となった。
【レーヌブランシュ・松山騎手の話】
素直に嬉しい気持ちと、馬が頑張ってくれて感謝の気持ちです。過去、この馬では2勝させてもらっていますが、最後までしっかり良い脚をつかえる馬だと思っていました。少しズブいようなところがある馬ですので、今日は小回りですので、ある程度は前目の位置で、しっかり勝負ができる位置取りを取りたいと思って、今日は積極的に序盤から押していきました。それにしっかりと馬が応えてくれて、最後まで良い脚でよく頑張ってくれたと思います。
【全成績】
1着 レーヌブランシュ(2.16.3)
2着 アクアリーブル(1馬身1/2)
3着 クリスティ(4馬身)
4着 ルイドフィーネ(1馬身1/2)
5着 セラン(1馬身1/2)
6着 バブルガムダンサー(3/4)
7着 レイチェルウーズ(アタマ)
8着 アールクインダム(3/4)
9着 テーオーブルベリー(2馬身)
10着 ノラ(3馬身)
11着 ミリミリ(1/2)
12着 ミステリーベルン(3/4)
13着 ミナミン(6馬身)
14着 コエミ(4馬身)
【払戻金】
単勝
7 390円
複勝7 150円
11 150円
12 160円
枠連複5-7 460円
馬連複7-11 740円
枠連単5-7 910円
馬連単7-11 1,350円
ワイド7-11 330円
7-12 400円
11-12 450円
3連複7-11-12 1,570円
3連単7-11-12 7,690円
※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。