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マーキュリーCはマスターフェンサーが叩き合いを制して重賞初制覇!

写真/川井博



7月21日(火)、第24回マーキュリーC(Jpn3、盛岡ダート2000m、晴・良)が行われ、川田騎手騎乗で単勝1番人気のマスターフェンサー(牡4、栗・角田)が、直線の叩き合いを制して待望の重賞初制覇を飾った。

各馬まずまず揃ったスタート。ハナでレースを引っ張ったのはリンノレジェンド。その2馬身後ろにアポロテネシー、3馬身切れてヨシオと続き、マスターフェンサーはさらに3馬身離れた4番手からの追走となった。直後にヒストリーメイカー、ランガディア、デルマルーヴル、やや離れてヤマショウブラック、センティグレード、アリオンダンスと続き、その後方はディグニファイド、キタノイットウセイ、アドマイヤメテオ、ナラが一団といった隊列に。

残り800mの標識を超えたあたりで各馬グッとペースを上げ、3コーナーでアポロテネシーが先頭にかわる。ここに、ヒストリーメイカー、デルマルーヴルらも外から馬体を併せ、3頭が横並びの状態で直線へ。ワンテンポ仕掛けを遅らせていたマスターフェンサーも4コーナー手前から一気に加速し、これら3頭を見る位置にまでポジションを上げた。

直線に向くとデルマルーヴルが内の2頭を交わして一旦は先頭に立ったが、そこにマスターフェンサーが馬体を併せて叩き合いに持ち込んだ。向こう正面での仕掛けを待ったことで脚が溜まっていたか、マスターフェンサーは最後までしっかりとした脚色で、嬉しい初重賞のゴールへ先頭で飛び込んだ。

2着は デルマルーヴル、3着にランガディアでこれが地方馬最先着、4着に ヒストリーメイカー、5着にアポロテネシー。もう1頭の中央馬ヨシオは6着という結果となった。

【マスターフェンサー・川田騎手の話】
無事に勝てて何よりです。ケンタッキーダービーにチャレンジするなど異色の経歴の持ち主の馬なので、その馬が初めて日本で重賞を走ることができて、こうして一発でタイトルを獲ってくれて良かったなと思います。

いつもどおりこの馬の競馬をしようと思っていました。上手にスタートを切ってくれました。その後はあまり進んでいくタイプではないのですが、進路はあったので徐々にポジションアップしながら、とても良いリズムで走れていたんじゃないかなと思います。

3コーナー手前、向こう正面で多くの馬が動いていったので、一瞬こちらは自分のタイミングを待ったのですが、その後、良いリズムで反応してくれました。3コーナー過ぎにこの雰囲気ならば大丈夫だと思いました。

これからますます大きな舞台にチャレンジしていく馬だと思います。ただ、現状は賞金的に出走することが難しいレースがたくさんありますので、そういう面とも戦っていかなければなりませんが、素晴らしいポテンシャルを持った馬ですので、順調に競馬を使っていければなと思います。

【全成績】
1着 マスターフェンサー(2.03.0)
2着 デルマルーヴル(1馬身1/2)
3着 ランガディア(5馬身)
4着 ヒストリーメイカー(3/4)
5着 アポロテネシー(3馬身)
6着 ヨシオ(3馬身)
7着 リンノレジェンド(2馬身)
8着 アリオンダンス(1馬身1/2)
9着 ヤマショウブラック(ハナ)
10着 ディグニファイド(7馬身)
11着 センティグレード(2馬身1/2)
12着 アドマイヤメテオ(2馬身1/2)
13着 ナラ(4馬身)
14着 キタノイットウセイ(大差)

【払戻金】
単勝
3 190円
複勝
3 110円
9 140円
1 370円
枠連複
3-6 330円
馬連複
3-9 350円
馬連単
3-9 550円
ワイド
3-9 190円
1-3 630円
1-9 860円
3連複
1-3-9 2,120円
3連単
3-9-1 5,860円

※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。

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