9月29日(火)､第40回白山大賞典(Jpn3､金沢ダート2100m､晴･稍重)が行われ､川田騎手騎乗で単勝1番人気に推されたマスターフェンサー(牡4､栗･角田)がロードレガリスとの追い比べを制して優勝し､前走のマーキュリーCから重賞2連勝を飾った｡

レースはリンノレジェンドが逃げる縦長の展開で､マスターフェンサーは好位に付ける｡1周目のスタンド前でロードレガリスが動いて2番手に上がるが､マスターフェンサーはこれをやり過ごしてその後ろをマイペースで進む｡

3コーナーではロードレガリスがリンノレジェンドを交わして先頭へ｡これを内からエルデュクラージュ､外からマスターフェンサーが追うが､直線ではロードレガリスとマスターフェンサーの2頭が抜け出しての追い比べとなり､渋太く伸びた外のマスターフェンサーが競り勝った｡

ロードレガリスはクビ差及ばず2着｡3着には外から追い上げたロードゴラッソが入った｡4着は内から差を詰めたヒストリーメイカー､5着は逃げたリンノレジェンド｡エルデュクラージュは勝負所で後退して6着だった｡

【マスターフェンサー･川田騎手の話】
なかなか強いメンバーが揃った中でしっかり結果を出すことができて良かったです｡中間､前走よりも状態が良いと聞いていましたし､状態に関しては何ら不安なくレースに向かうことができました｡ゲートも上手に出てスムーズに運べて､早めに動いてきた馬もやり過ごして自分のリズムで走り続けて､良い内容で走ってくれました｡

(ロードレガリスとの追い比べに)こちらの雰囲気はとても良かったので､早く抜け出さないように､でもしっかりと動かしながら､着差はわずかですけど良い内容で勝ち切れたと思います｡賞金を加算できましたし､レースを自分で選べるようになるといいなと思いますし､ポテンシャルの高い馬ですから､良い形で歩んでいければと思います｡

【全着順】
1着マスターフェンサー(2.13.6)
2着ロードレガリス(クビ)
3着ロードゴラッソ(2馬身)
4着ヒストリーメイカー(3馬身)
5着リンノレジェンド(1馬身1/2)
6着エルデュクラージュ(5馬身)
7着ティモシーブルー(1馬身1/2)
8着ホーリーブレイズ(アタマ)
9着サウスアメリカン(6馬身)
10着ロンギングルック(2馬身1/2)
11着ドリームリヴァール(7馬身)
12着リンクスゼロ(大差)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡