30日(水)に行われた日本テレビ盃(Jpn2、船橋ダート1800m、曇・稍重)は三浦騎手騎乗で単勝5番人気のロードブレス(牡4、栗・奥村豊)が重賞初挑戦で初制覇を飾った。

スタートから激しい先行争いとなり、内枠のサルサディオーネがハナに立つも、大外から1番人気アナザートゥルースがピッタリと付ける。2番人気ダノンファラオが少し離れて3番手、ロードブレスはそこから大きく離れて4番手。3番人気デルマルーヴルはストライクイーグルとともに後方寄りに控えた。

ハイペースでレースが進み、勝負所でアナザートゥルースが前を交わして先頭へ。追いすがるダノンファラオをロードブレスが4コーナーで交わして2番手に上がり、粘るアナザートゥルースの脚色が鈍ったところで先頭に立つと、そのまま後続を突き放してゴールに入った。

2着は外から差し込んだデルマルーヴル、3着はストライクイーグルが入り、差し馬が台頭する結果に。ミューチャリーが中団から4着まで押し上げ、人気のアナザートゥルースは5着、ダノンファラオは7着に敗れた。

【ロードブレス・三浦騎手の話】
調教師さんをはじめ、馬主さん、スタッフの方々、僕も一緒になってこの馬に重賞を取らせたいと思っていましたから、初挑戦で勝つことができて何よりですし、この馬が着実に力を付けてくれていることに嬉しく思っています。手綱をとらせてもらって3戦目になりますが、競馬センスの高い馬で、精神面、能力を含めてこのクラスでもやれるということは前走でも感じていましたから、展開を決めずにゲートを出てから考えようと思っていました。前が飛ばす形になりましたから、そこを見ながら自分のリズムで乗りました。

終始手応えが良くて、どこからでも動ける感じはあって、前は捕まえられることは分かっていたので、後ろの目標になる分、自分の追い出しのタイミングだけだと思っていました。馬も思った以上に反応してくれましたし、そこは前走以上の成長だったと思います。僕自身この馬がこんなに早く重賞を獲れるとは思っていなかったですし、いい意味で期待を裏切ってくれるのがこの馬の底知れぬ成長力だと思っていますので、僕も競馬に乗りながらそのいい面を伸ばしていければ、と思っています。

【全着順】
1着ロードブレス(1.50.5)
2着デルマルーヴル(2馬身)
3着ストライクイーグル(2馬身1/2)
4着ミューチャリー(1馬身1/2)
5着アナザートゥルース(1馬身1/2)
6着アングライフェン(大差)
7着ダノンファラオ(3馬身)
8着ディアドムス(1/2)
9着サルサディオーネ(2馬身)
10着コウエイワンマン(6馬身)
11着デルグレネ(1馬身1/2)
12着グランドサッシュ(4馬身)
13着キタノイットウセイ(4馬身)
中止ヒカリオーソ

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。