3日(祝･火)､第20回JBCスプリント(Jpn1､大井ダート1200m､曇･稍重)が行われ､矢野貴之騎手騎乗で8番人気のサブノジュニア(牡6 ､大･堀千亜)が直線で前を一気に差し切って先頭ゴール｡JBC史上初の地方競馬所属馬による2連覇を飾った｡

前年の覇者ブルドッグボスが出遅れる波乱のスタート｡先手を奪ったのはモズスーパーフレアで､直後にヒロシゲゴールドとノブワイルド｡1馬身開いてマテラスカイ､ベストマッチョ､クルセイズスピリツらが先行集団を形成｡サブノジュニアはそれらを見る形で中団からの追走となった｡

直線で逃げ切りを図るモズスーパーフレアに､マテラスカイが襲いかかるところを､さらに外から一気の末脚で弾けたサブノジュニアがまとめて差し切った｡同馬の父は2003年の本レースを制したサウスヴィグラスで､親子制覇を飾ることとなった｡

2着はマテラスカイ｡3着はブルドッグボスで直線よく追い込んだが､やはり出遅れが響いたか｡4着はモズスーパーフレア､5着はキャンドルグラスという結果となった｡

【サブノジュニア･矢野貴之騎手の話】
本当に信じられないです｡出走しているからには狙っていたので､ここ地元の大井で勝てたことを非常に嬉しく思っています｡ここ2戦はスタートでもたつくことがあったので､そこだけ注意しながら､良い位置を進めたらなと思っていました｡ 道中はちょっと窮屈でしたが､直線で前が開けば確実に伸びてくれると思っていましたが､まさかあそこまで突き抜けるとは思っていませんでした｡いま非常に充実期を迎えていると思います｡元々力のある馬ですが精神的な強さが､いま目立っていると思います｡

【全成績】
1着 サブノジュニア(1.10.7)
2着 マテラスカイ(1馬身3/4)
3着 ブルドッグボス(3/4)
4着 モズスーパーフレア(クビ)
5着 キャンドルグラス(アタマ)
6着 コパノキッキング(1/2)
7着 ベストマッチョ(ハナ)
8着 ジャスティン(1馬身1/2)
9着 トロヴァオ(クビ)
10着 サクセスエナジー(1馬身)
11着 メイショウアイアン(1馬身3/4)
12着 ミスターメロディ(ハナ)
13着 クルセイズスピリツ(2馬身1/2)
14着 シャインヴィットゥ(1/2)
15着 ノブワイルド(1馬身1/2)
16着 ヒロシゲゴールド(ハナ)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

---

※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡