25日(水)に行われた第41回浦和記念(Jpn2、浦和ダート2000m、曇・稍重)は、川田騎手騎乗で単勝3番人気のダノンファラオ(牡3、栗・矢作)が制し、重賞2勝目を飾った。

スタートでヒストリーメイカーが前を窺うが、リンノレジェンドがこれを制してハナへ。ヒストリーメイカーは2番手に控え、ダノンファラオはやや離れた3～4番手、1番人気ロードブレスは中団、2番人気ウェスタールンドは行き脚が付かず、シンガリ追走となった。

ダノンファラオは勝負所で動き、前を行く2頭を外から交わして先頭へ。これに連れて伸びてきたロードブレス、向正面からマクリ気味に進出したウェスタールンドの3頭がゴール前で横並びになり、写真判定の結果は内のダノンファラオに軍配が上がった。

2着はロードブレス、3着はウェスタールンドで、中央馬が馬券圏内を独占する結果に。地元浦和のタービランスが4着で、これが地方馬最先着。それ以外の中央勢は、ヒストリーメイカーが5着、デルマルーヴルは6着となった。

【ダノンファラオ・川田騎手の話】
際どい勝負になりましたが、何とか凌げて良かったです。枠も良かったですし、自分のリズムで競馬をしようと思ってこの形になりました。いいスタートを切れて、前半は少し速かったのでこの馬のリズムを大事にしながら、ゴール板付近でペースが落ちた分、前とは距離が詰まりましたが、いいリズムで走れているな、と思います。

今日は気持ち良く先頭に立った分、馬自身がフワっとする部分があって、全力で走り切っているわけではなかったので、それを鼓舞しながら、最後までしっかりと頑張ってくれたと思います。初めて乗せていただきましたが、こうして無事に結果を出せましたし、まだ3歳で成長していくことは間違いありませんから、さらに上のステージでいい戦いができる馬になってほしいと思います。

【全着順】
1着ダノンファラオ(2.06.0)
2着ロードブレス(ハナ)
3着ウェスタールンド(アタマ)
4着タービランス(3/4)
5着ヒストリーメイカー(2馬身)
6着デルマルーヴル(1/2)
7着ストライクイーグル(クビ)
8着クインズサターン(クビ)
9着リンノレジェンド(3馬身)
10着サーヒューストン(クビ)
11着マイネルズイーガー(大差)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果・払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください。