3日(木)､第66回クイーン賞(地方交流Jpn3､船橋ダート1800m､雲･稍重)が行われ､スタートを決めてハナを奪ったサルサディオーネ(牝6､大井･堀千)が直線で後続との差を拡げ､2着に2馬身半差を付ける快勝で重賞制覇を果たした｡サルサディオーネは通算8勝目で､今春のマリーンC以来となる地方交流重賞勝利となった｡

直線に入ってサルサディオーネの独走となる中､唯一追い込んできたのがアッシェンプッテルで､同馬は行き脚が付かず､後方寄りの追走となりながら3～4角から進出し､直線でも差し脚を伸ばした｡優勝したサルサディオーネには2馬身半差を付けられたものの､3着には8馬身の差を付けて2着に入った｡

3着争いが激しくなったが､後方で脚を溜めていたサルサレイアが直線で渋太く伸びて3着に上がった｡アタマ差の4着がマルカンセンサーで､5着がメモリーコウだった｡

シネマソングスは中団追走も伸び切れず7着で､パールデューは競走中止となってしまった｡

【サルサディオーネ･矢野貴之騎手の話】
チャンスがあると思っていましたし､勝てたことにホッとしています｡前走の大井ではだらしない感じがあったんですけれど､今日は船橋コースということもあってか､非常にリラックスして走ってくれて､終始手応えも良かったです｡女馬のレースに関してはJRAの馬たちとそんなに差はないと思っているので､今後もこのような舞台で活躍してもらいたいと思っています｡

【全着順】
1着サルサディオーネ(1.51.4)
2着アッシェンプッテル(2馬身1/2)
3着サルサレイア(8馬身)
4着マルカンセンサー(アタマ)
5着メモリーコウ(3/4)
6着ラインカリーナ(クビ)
7着シネマソングス(5馬身)
8着ステラモナーク(1馬身1/2)
9着ナムラメルシー(4馬身)
10着アブソルートクイン(1馬身1/2)
11着ナラ(1馬身)
12着アンシンカブル(1馬身1/2)
13着ペイシャゲラン(4馬身
中止パールデュー

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
枠連単
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡