10日(木)､第20回名古屋グランプリ(地方交流Jpn2､名古屋ダート2500m､晴･良)が行われ､川田騎手騎乗で単勝1.4倍の圧倒的1番人気に支持されたマスターフェンサー(牡4､栗･角田)が直線で抜け出す快勝劇で､地方交流重賞3連勝を飾った｡

ポンと好スタートを切ったダイシンインディーがそのままハナでレースを引っ張り､直後をシンボ､キーグラウンドが追走｡マスターフェンサーはそれらを見る4番手を進み､そのすぐ後ろでロードゴラッソがピッタリとマーク｡2馬身ほど切れてミツバ､サクラアリュール､サウンドトゥルーがそれに続くという隊列｡

残り600mあたりから､まずジワッとダイシンインディーが仕掛けて､いったんは後続を3馬身ほど離したが､鞍上･川田騎手のゴーサインに応えてマスターフェンサーが一気に差を詰め､直線入り口でこの2頭が馬体を併せる形となった｡

直線半ばまで2頭による叩き合いは続いたが､レース前半から脚を使ったダイシンインディーはさすがに苦しくなり後退｡あとはマスターフェンサーが完全に抜け出して､7月のマーキュリーC､9月の白山大賞典に続く地方交流重賞3連勝のゴールラインを駆け抜けた｡

2着は直線で追い上げたロードゴラッソ､3着にダイシンインディーでJRA勢が馬券圏内を独占｡4着はサウンドトゥルーでこれが地方馬最先着､5着にミツバという結果となった｡もう1頭のJRA馬サクラアリュールは6着だった｡

【全成績】
1着 マスターフェンサー (2.44.8)
2着 ロードゴラッソ (2馬身)
3着 ダイシンインディー (1馬身)
4着 サウンドトゥルー (2馬身)
5着 ミツバ (2馬身)
6着 サクラアリュール (3馬身)
7着 キーグラウンド (9馬身)
8着 グランドサッシュ (8馬身)
9着 スパークルメノウ (4馬身)
10着 シンボ (4馬身)
11着 メイショウオオゼキ (2馬身)
12着 サザンオールスター (大差)

【払戻金】
単勝
複勝
枠連複
馬連複
馬連単
ワイド
3連複
3連単

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※結果･払戻情報は主催者発表のものと必ずご照合ください｡